バイタルを制する者は臨床を制す
「バイタルとってきます!」「この患者さんのバイタルは?」・・・・
臨床で、いやというほど聞くこの「バイタル」という言葉。みなさんは、この「バイタル」のこと、どこまで正確に知っていますか?
大がかりな機械を使わなくても、患者さんの今の状態がすぐに把握できる「バイタルサイン」。でも、バイタルサインを正しく測定し、そしてアセスメントできるようになるためには、ベースに正しい知識を持つことが必要不可欠です。
間違った方法で患者さんのバイタルを測定し、重要な徴候を見逃してしまっていたら・・・?
バイタルを測定したはいいものの、それが正常値か異常値かわからないまま放置した結果、患者さんが急変してしまったら・・・?
考えただけでぞっとしますよね。
正確にバイタルサインを測定できるか、そしてそれを正確にアセスメントできるかどうかという能力は、患者さんの大切な命に係わってきます。
正しい知識を身につけ、自信をもってバイタルサインの測定を行い、自分の頭で考えながら臨床実践することのできるナースになりましょう。
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