脈拍の異常の考え方

 

 

脈拍のアセスメントには「脈拍数」「脈拍のリズム」「脈拍の大きさ」「脈拍の立ち上がりの速さ」「脈拍の緊張度」の5つの視点が必要であることはわかりましたね。

 

それでは、もしこれらが異常値であった場合、私たちはどのようにアセスメントしていけばよいのでしょうか。
まずは、そもそも「不整脈」とは何かについて確認していきましょう。

 

不整脈とは何か?

不整脈は「正常洞調律以外の調律」と定義されます。
常洞調律:洞結節で発生した電気的興奮が正しく心臓全体に伝わり、心臓が正常なリズムを示している状態。

 

不整脈には、大きく分けて「頻脈性不整脈」と「徐脈性不整脈」があります。

 

頻脈性不整脈」には、心臓のリズムは一定で脈拍数のみ増加する「洞性頻拍」や「発作性上室性頻拍」、心臓のリズムが不整で脈拍数も増加する「心房細動」「心房粗動」などがあります。

 

徐脈性不整脈」には、心臓のリズムは一定で脈拍数のみ減少する「洞性徐脈」、心臓のリズムが不整で脈拍数も減少する「洞房ブロック」などがあります

 

皆さんは不整脈と聞くと、「不整脈って、リズムの不整だけのことを言うの?」と疑問に思うでしょう。
答えは、「違います」。
上記の説明の通り、不整脈には、リズムは一定だけれども脈拍数に変化が起きている場合(洞性頻拍、発作性上室性頻拍、洞性徐脈など)も含まれているのです

 

不整脈の考え方 関連ページ

バイタルを制する者は臨床を制する
そもそもバイタルとは何か
体温とは? 体温に影響を及ぼす因子
体温調整の本部は「脳」にある
体温の測定方法と、やってしまいがちなミス
「なぜ」「どのような仕組みで」発熱するのか
発熱はどのような経過をたどるのか
発熱時に見られる、代表的な4つの熱型
発熱時の看護
「うつ熱」の基礎知識
熱放散3つのパターン
うつ熱時の看護
「低体温」とはどのような状態か
低体温時の看護
「脈拍」とはなにか
脈拍の測定方法と確認すべき5つのポイント
脈拍の異常:脈拍数〜頻脈@〜
脈拍の異常:脈拍数〜頻脈A〜
脈拍の異常:脈拍数〜徐脈〜
脈拍の異常:脈拍のリズム
脈拍の異常:脈拍の大きさ
脈拍の異常:脈拍の立ち上がりの速さ
脈拍の異常:脈拍の緊張度
呼吸とは?
呼吸器系の構造と働き:気道系@
呼吸器系の構造と働き:気道系A
呼吸器系の構造と働き:肺胞系
呼吸器系の構造と働き:肺
呼吸器系の構造と働き:縦隔、胸郭
呼吸の3要素
呼吸中枢の場所と化学受容体の関係
呼吸の測定方法と注意点
肺機能検査:換気機能検査
パルスオキシメーターによるSpO2測定
呼吸の異常:呼吸数、呼吸の深さ
呼吸の異常:呼吸の型、左右差
呼吸の異常:リズム
呼吸困難について
血圧とは?
脈圧ってなに?
血圧の測定方法と注意点@
血圧の測定方法と注意点A
観血的動脈圧モニタでの血圧測定
血圧の異常:高血圧
危険な高血圧
白衣高血圧と仮面高血圧
高血圧 資料
血圧の異常:低血圧
起立性低血圧
意識があるってどんな状態?
「意識」を作り出す脳の仕組み
意識を維持する中枢はどこ?
意識障害はなぜ起こる
失神とは
意識の評価 JCS
意識の評価 GCS
子どもの意識の評価
意識状態による眼球運動の変化
眼球運動@瞳孔のアセスメント
眼球運動A眼位のアセスメント
意識状態悪化時の呼吸
意識状態悪化時 その他のバイタル
あいうえおちっぷす(AIUEOTIPS)

サイトマップ
HOME キャリアの考え方 紹介会社の活用法 お勧め転職サイト