あいうえおちっぷす(AIUEOTIPS)

 

 

…って、なんだかご存知ですか?

 

実はこれ、意識障害の原因検索を行うための、とっても役に立つ言葉なのです。なのでまずはこの「あいうえおちっぷす」という言葉を覚えましょう。インパクトのある言葉なので、一度声に出したらきっとすぐに覚えられます。意識障害の原因検索はあいうえおちっぷすです!

 

あいうえおちっぷすとは

 

意識障害の原因には、脳自体に障害が起こった場合と、脳に栄養がいかなくなった場合の2通りがあることは意識障害はなぜ起こるで確認しましたね。しかし詳しく見ていくと、一口に「脳自体に障害が起こった場合」「脳に栄養がいかなくなった場合」といっても実に様々な原因があるのです!意識障害が起こるのには必ず原因があります。そのため意識障害の治療は、まずはその原因を特定しなくてははじまりません。ここで役に立つのが「あいうえおちっぷす」という言葉です。

 

「あいうえおちっぷす」は、正確にはカーペンターの分類といわれており、外国では「aeiuotips(あえいうおちっぷす)」の順で並んでいます。これを日本では覚えやすくするために、「aiueotips(あいうえおちっぷす)」と並び替えられました。
それでは順にみていきましょう。(スマートフォンの方は画面を横にしてご覧ください)

 

AIUEOTIPS 原因
A (alcoholism:アルコール症) 急性アルコール中毒
 I (insulin:インシュリン) 糖尿病性昏睡(ケトアシドーシス、高浸透圧性非ケトン性昏睡)、低血糖
U (uremia:尿毒症) 尿毒症
E (encephalopathy:脳障害) てんかん、脳血管障害(くも膜下出血、脳出血、脳梗塞)、高血圧性脳症、脳腫瘍
O (opiate:鎮痛薬) 鎮痛薬、麻薬、精神安定剤
T (trauma:外傷) 頭部外傷、硬膜下血腫、硬膜外血腫
I (infection:感染) 髄膜炎、敗血症、脳炎
P (psychiatric:精神科の) うつ状態、統合失調症、ヒステリー
S (syncope:失神) 心拍出量の低下、房室ブロック、洞不全症候群、急性心筋梗塞、心筋炎、血管迷走神経反射失神、大量出血

 

 

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