脈拍の異常:脈拍の緊張度
脈拍の緊張度とは、簡単に言うと血管の張り具合のことです。
脈拍の緊張度を把握するには、動脈にあてた指のうち中枢側の指を圧迫し、末梢側の指で脈圧を触れることで把握することができます。
強い力が必要な時は、緊張が強い「硬脈」、弱い力で圧迫できてしまうときは緊張が弱い「軟脈」といいます。
脈拍の緊張度の異常を引き起こす疾患
・硬脈
強い力で圧迫しても拍動が消失しない場合を、「硬脈」といいます。
高血圧や、動脈硬化などの疾患でみられます。
・軟脈
弱い力で圧迫できてしまう場合を、「軟脈」といいます。
低血圧や、ショックなどの疾患でみられます。
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