人工呼吸器のアラームについて

 

 

人工呼吸器には、異常を察知したときに知らせてくれるアラームの機能がついています。

 

アラームが鳴った時には、まず患者さんの状態とアラームが鳴った理由を確認します。そしてそのあと、アラームの消音を行います。人工呼吸器の患者さんを受け持ってすぐのころは、アラーム音が鳴っただけで焦ってしまうと思います。しかし、くれぐれもアラームが鳴った瞬間に消音ボタンを押すことのないようにしましょう。これではなにが原因で異常が起きたのかわからなくなってしまいます。

 

人工呼吸器のアラームが鳴ったときの対処法は、以下の通りです。

1.患者さんの状態について確認する
(バイタルサイン等)
2.バイタルサインに問題があれば、すぐに酸素を吹き流したバッグバルブ換気に切り替える
3.何のアラームか確認し、必要時応じて記録した後、問題が解決したらアラームを消す

 

ちなみに、何が原因でアラームが鳴ったのかを確認するときには、「DOPE」のキーワードで原因検索していきましょう。
※DOPEに関しては以下のページを参考にしてください。

 

DOPEの「D」 Displacement
DOPEの「O」 Obstructive
DOPEの「P」 Pneumothorax
DOPEの「E」 Equipment failure

 

バイタルサインを確認し、患者さんの急変が確認できたとき、場合によってはすぐに心肺蘇生を行うことも必要です。

人工呼吸器のアラーム 8つの種類

それではここから、人工呼吸器のアラームには具体的にどのような種類があるのかみていきましょう。

 

人工呼吸器には、原因に応じて8種類の代表的なアラームがあります。
以下の通りです。

 

@無呼吸アラーム
A気道内圧低下アラーム
B気道内圧上昇アラーム
C換気量上限アラーム
D換気量低下アラーム
EI呼吸回数増加(換気回数増加)アラーム
Fガス供給アラームG電源異常アラーム

 

次のページから、それぞれの詳細についてみていきましょう。

 

 

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気道内圧上昇アラーム
換気量上限アラーム
換気量低下アラーム
換気回数増加(呼吸数増加)アラーム
ガス供給アラーム
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