東京都立病院における各施設の特長

 

日本の首都である東京都には、大小さまざまな病院があります。そして病院の設置主体も「公立」「私立」「民間」と、たくさんの種類があります。

 

その中でも今回は、「東京都立病院」で働くことについて、管理人が実際、合同就職説明会に参加して感じた魅力をお伝えしていきます。

 

「東京都立病院」とは何か

 

「東京都立病院」とは、東京都が運営している病院のことです。そのため、東京都立病院で働く看護師は皆、東京都の職員(地方公務員)になります。

 

東京都立病院は、全部で10カ所あります。「東京都立病院」と一括りにされてはいますが、実際は「病院」が8カ所で「施設」が2カ所です。

 

それぞれの病院は以下の通りになります。

 

病院

施設

広尾病院

北療育医療センター

大塚病院

府中療育センター

駒込病院

墨東病院

多摩総合医療センター

神経病院

小児総合医療センター

松沢病院

 

次に、それぞれの病院における特徴についてみていきましょう。

 

東京都立病院における各病院の特長

 

東京都立病院の特長は、各病院がそれぞれに専門性を持っているという点です。

 

それでは各病院の特徴をお伝えします。

 

広尾病院

 

広尾病院の特徴は「救急医療」です。

 

広尾病院は、救急・災害医療に重点が置かれた病院です。さまざまな診療科を備えた総合病院ではありますが、その魅力はやはり救急医療になります。

 

そのため、救急・災害医療に興味のある看護師にとっては、非常に多くの学びを得ることができる病院です。

 

大塚病院

 

大塚病院は、地域医療の中核を担う総合病院です。内科・外科ともに、幅広い患者さんを受け入れています。

 

また、大塚病院は「周産期医療」にも力を入れています。総合周産期母子医療センターとしての役割を持つと同時に、お母さん・赤ちゃんに優しい医療や看護を実践することで「Baby Friendly Hospital」となることを目指しています。

 

大塚病院は、周産期医療の研修が充実しているため、周産期医療に携わりたい看護師・助産師に特におすすめです。

 

駒込病院

 

駒込病院の特徴は、「がん」「感染症」です。

 

駒込病院は「がん拠点病院」です。がん拠点病院とは、がんに対する高度な医療が提供できると国から認定を受けた病院のことです。

 

また、駒込病院はがん拠点病院であるだけでなく、東京都における「がん拠点病院」のまとめ役としての役割も担っています。

 

感染症に関しては、輸入感染症(マラリア、デング熱など)とHIV治療を行うことができるのが特徴です。

 

このように駒込病院では、「がん」「感染症」看護を行っていきたい人にとって非常に魅力的な病院です。

 

墨東病院

 

墨東病院は、さまざまな診療科が充実した総合病院です。23区東部における都立病院の中で、唯一の総合病院です。

 

「救急医療」「総合周産期医療」「精神科救急医療」「がん医療」など、それぞれの診療科における専門性が非常に高いのが墨東病院の魅力です。

 

そのため、さまざまな診療科における医療を幅広く学びたい人にとっておすすめできます。

 

多摩総合医療センター

 

多摩総合医療センターも、さまざまな診療科が充実した総合病院です。多摩地区の中核的な総合病院としての役割を果たしています。

 

多摩総合医療センターは、特に「救急医療」「がん医療」「総合周産期医療」に力を入れています。

 

墨東病院と同様に、さまざまな診療科における医療を幅広く学びたい人におすすめの病院です。

 

神経病院

 

神経病院は、「脳神経疾患専門病院」です。専門病院であるため、基本的には脳神経疾患の患者さんしかいません。

 

脳神経疾患専門病院は、世界に3つしかありません。その中の1つが、日本にある神経病院なのです。

 

脳神経疾患の患者さんに対する看護のスペシャリストになりたければ、研修も非常に充実した神経病院で学ぶことがよいでしょう。

 

小児総合医療センター

 

小児総合医療センターはその名の通り、小児科の専門病院です。

 

子どもの「こころ」と「からだ」をみる病棟があり、それぞれの病棟を行き来する研修も受けることができます。

 

そのため、子どもの「こころ」「からだ」両方をみることのできるスペシャリストになりたい人におすすめの病院です。

 

松沢病院

 

松沢病院は、精神科の専門病院です。

 

日本の精神科医療をリードする病院であり、「精神科救急医療」「精神身体合併症医療」のほか「薬物・アルコール依存症医療」「認知症医療」など、精神科に関するさまざまな専門医療を行っています。

 

精神科医療について学びたい人にとっては非常に魅力的な病院です。

 

北療育医療センター

 

北療育医療センターは、さまざまな障がいがある人たちを支援するための施設です。

 

北療育医療センターでは、「入園・通園」「入院・外来」「入所」「在宅支援」などが行われています。

 

入園・通園とは、学齢期(学校に通う年齢)の、障がいがある子どもに対して「訓練」「指導」することを言います。

 

入院・外来部門では、障がいがある人(成人も含む)が併発するさまざまな病気の診断・治療・手術・訓練などをしています。

 

入所は、重度の心身障がいがあるために自宅での介護が困難な人たち(成人も含む)に永続的な介護をすることです。

 

そして在宅支援部門では、自宅で過ごしている障がい者に対する支援をしています。

 

府中療育センター

 

府中療育センターも北療育医療センターと同様、さまざまな障がいを持つ人を支援するための施設です。

 

府中療育センターでは「入所」「短期入所(ショートステイ)」「通所」などが行われています。

 

また、重症心身障がいがある人たちに対して質の高い看護を提供するための、プロフェッショナル研修が行われています。

 

このように、東京都立病院にはそれぞれに個性があり、特長が異なります。

 

しかしどの病院・施設も、日本の医療をリードする代表的なものです。そのため、東京都立病院に就職すると、多くの学びを得ながら働くことができます。

 


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