地方出身者が東京・大阪などの大都市圏で看護師になる大変さ

 

地方に住んでいる人で、「将来は東京や大阪などの都会で看護師をしてみたい」と思う人もいるかと思います。

 

東京や大阪などの大都市圏では、地方では体験することのできないさまざまな経験を積むことができます。

 

大都市圏には全国でもトップクラスの病院が集結しているため、トップクラスの病院で勤務しながら学ぶことは大きなキャリアになります。また、大都市圏は繁華街も多く、プライベートが充実します。このように、地方出身者が大都市圏で看護師をするメリットはたくさんあります。

 

しかし一方で、地方出身者が住み慣れた地方を離れて大都市で暮らすことは、大変な面もあります。

 

実は管理人(=私)自身、出身は新潟です。新潟も大好きだったのですが、「東京」への憧れや「自分の力を試したい」という気持ちから上京し、東京で看護師として働きました。実際に働いてみて、たくさんの素晴らしい出会いや学びがあった反面、大変なこともありました。

 

今回は、私の体験談を織り交ぜながら、地方出身者が大都市圏で看護師として働く前に知っておきたい「大変さ」について、あえて触れていこうと思います。これから大都市圏で看護師として就職しようと思っている人は「そんなこともあるのか」と参考にしていただければいいですし、すでに働いていて大変な思いをしている人は「自分だけではないんだ」と感じてもらえたらと思います。

 

仕事の傍ら「家事」をすべてこなさなくてはいけない

 

地方出身者が地元を離れて都会で看護師をする大変さの一つに、「親元を離れること」が挙げられます。

 

初めての一人暮らしは、それだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。

 

今までは、「ごはん」「洗濯」「掃除」などの家事を親にしてもらっていた人もいると思います。しかし一人暮らしを始めてからは、すべて自分でしていかなくてはいけません。就職して初めて一人暮らしをするような場合には、まず自分の生活リズムを作るだけでも一苦労です。

 

そのような場合、病院に「寮」が併設されていたり、「社員食堂」の開いている時間が長かったりすると、一人暮らしをしている看護師にとっては非常に心強いです。

 

実際に私も、病院「社員食堂」にはずいぶん助けられました。仕事に専念しているとそれだけで体力を使い果たしてしまい、家事をする気力は残っていません。洗濯物は休日にまとめてするにしても、食事だけは毎日コンビニでは飽きてしまいます。

 

私の勤務していた病院は、朝・昼・晩の3食社員食堂が開いていました。そのため、仕事で疲れてご飯を作る気力がない日には夜ご飯を社員食堂で食べてから帰宅していました。

 

低価格で栄養バランスの取れた食事ができる「社員食堂」の存在は、一人暮らし看護師の大きな味方です。

 

家に帰った後話し相手がいない

 

私が看護師として働いていたころ大変だったことの一つに、「家に帰った後話し相手がいないこと」がありました。

 

地元では、親もいれば友人もいます。そのため、「困ったとき」「悩んだとき」「ストレスを発散したいとき」に話を聞いてくれる相手はたくさんいました。

 

しかし、地方から大都市圏に出てきた場合はそうはいきません。はじめての土地に来た場合、人間関係も一から構築しなくてはいけないためです。特に慣れない最初の方は、これがストレスになります。

 

私の場合、病院から寮への帰り道30分間は、毎日親に電話しながら歩いていました。また、病院の同期と仲良くなり、飲みに行くなどしながらストレス解消を図っていました。

 

このように、「人と話す」ことで孤独感を感じずに、ストレス解消を図っていく工夫が必要となります。

 

大都市圏で働く看護師のほうが離職率が高い

 

日本看護協会が2012年に行った調査によると、離職率が全国平均(常勤看護師10.9%)を上回っている都道府県は、北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県と、ほとんどが大都市圏でした。

 

一方、常勤看護師の離職率が低い都道府県は、島根県、岩手県、富山県、福井県となっています。

 

この情報だけでは、「なぜ大都市圏では離職率が高いのか」についてはっきりとした答えを出すことは難しいです。「大都市圏では病院がたくさんあるため転職しやすいから」という理由もあり得ますし、「大都市には一定の確率で離職率の高い、労働条件があまりよくない病院があるから」かもしれません。

 

しかしいずれにせよ、もし働く病院が自分に合わないと知った場合、転職しやすいのは大都市圏です。大都市圏では、病院・診療所(クリニック)ともに多数の求人があるためです。

 

このように、地方出身者が大都市圏で看護師として働くためには、乗り越えなくてはいけない壁がいくつかあります。

 

しかし、どれも時間がたてば解決する問題であるうえ、困難な経験をすることは自分自身の成長にもつながります。私自身は、東京で看護師をしてみて大変なこともたくさんありましたが、今となってはすべてがよい勉強であったと思うことができています。

 

人生は、一度しかありません。「いつか都会で働いてみたい」と思うのであれば、ぜひチャレンジしてみてほしいと思います。

 


「このままの働き方でいいのかな?」と思ったことはありませんか?


少しでもそのように思ったことがあるあなたは、自分のキャリアや働き方について見直すチャンスかもしれません。


そうはいっても、自分一人の力で転職活動をすることは困難です。日々の生活に忙しくてゆっくり職場探しをする時間はない上に、自分一人では探せる病院数も限られてしまうからです。


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