体験談から学ぶ夜勤専従のメリット・デメリット

 

心身ともに負担の大きい夜勤専従ですが、「給料が高額である」「通常のシフトよりも勤務日数が少なくて済む」などの恩恵も受けることができます。

 

でも実際に夜勤専従者として働くことにイメージがわきにくい方もいると思います。そこで、今回は管理人が実際に体験した夜勤専従という勤務の現実についてお話していきたいと思います。

 

なお、夜勤専従の勤務時間や、業務内容などは病院・病棟によって大きく異なりますのでご了承ください。あくまで一例として参考にしていただけたら幸いです。

 

管理人が体験した夜勤専従勤務の実際

 

私(=管理人)は、2交代制勤務の大学病院で勤務していました。そのため、夜勤の勤務時間は16:00〜8:30の16時間勤務でした。

 

私が勤務していた病棟は小児病棟です。「対象が子どもなので手がかかる」「骨髄移植を行っていたため、無菌室稼働中は夜勤スタッフが+1名必要」「重症部屋がある」などの理由により、全看護師が30名強のに対して、夜勤専従の看護師が6、7名いました。

 

ちなみに、夜勤専従のスタッフは全員常勤職(正社員)で、1か月〜3か月という特定の期間のみ夜勤専従に従事していました。なお、夜勤スタッフ数は4名〜5名と、ほかの病棟に比べて手厚かったと思います。

 

夜勤専従は希望制で、各々が「何月に夜勤専従をやりたいか」という希望を出していました。個人差はありますが、「子育て中」「妊娠中」などの理由により夜勤専従をできない人を除くと、ほぼ全員が1年間のうち通算で2か月〜6か月分のシフトにおいて夜勤専従として働いていました。

 

ちなみに、私が勤務していた病棟では夜勤専従は人気がありました。

 

実際に体験した夜勤専従のメリット

 

実際に体験して感じた夜勤専従のメリットは、やはり「高額の給料がもらえる」という点です。

 

私の勤務していた病院では通常の夜勤手当に加えて「夜勤専従手当て」も支給されていたため、それらを合わせるとかなりまとまった額の収入を得ることができました。

 

また、「連休が取りやすい」というのも大きなメリットでした。私の勤務していた病棟の夜勤回数は1か月のうちに9〜10回でした。言い方を変えると1か月で10回通勤すればよいのです。そのため、3、4日程度の連休をつけてもらい、その連休で旅行に行ったり帰省したりすることもできました。

 

このように、夜勤専従には高額の給料を得て、プライベートを充実させることができるというメリットがあります。

 

実際に体験した夜勤専従のデメリット

 

夜勤専従が1か月だけならば体へのダメージも少ないですが、2か月、3か月と連続で夜勤専従に従事すると、体だけでなく「精神面への影響」も出てきました。

 

具体的には、「突然涙が出てくる」「いつもイライラしている」「眠れない」などのうつ症状が出現しました。もちろん個人差がありますが、ここまで強い症状でなくても「昼夜逆転」による睡眠パターンの変化が生じるなど、皆多少なりとも影響は出ていたようです。

 

また、病棟が忙しい時には「毎回多忙を極める夜勤に従事しなくてはいけない」というデメリットもあります。

 

病棟の忙しさは、その時の患者さんの状態によって大きく左右されます。「緊急入院が多い」「重症度が高い」「化学療法中の患者さんが多い」「無菌室稼働中である」などの理由により病棟が忙しいと、夜勤は非常に大変になります。

 

多忙のあまり休憩時間を取れないような夜勤が続くと、心身ともに大きな負担になります。病棟が忙しい状態はある程度の期間続くことが多いため、その期間にたまたま夜勤専従をしていると、毎回仮眠できない非常に苦しい夜勤となってしまいます。

 

このように、給料・プライベート面では非常に魅力的な夜勤専従ですが、心身ともに大きな影響を及ぼしてしまうことは明らかです。

 

そのため、夜勤専従として働くには「夜勤専従をする期間を限定する」など、心身に負担をかけない方法を考えていく必要があります。

 

また、「非常勤で夜勤専従者としてのみ働く」という選択をしたい方は、「勤務日数を増やし過ぎない」などの工夫を行い、長く働いても心身への負担が最小限で済むように工夫していく必要があります。

 


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