勉強会やセミナーに参加して看護師のキャリアアップを図る

 

看護師は、資格を取得してから本当の学びが始まります。資格を取得するのがゴールではなく、資格を取った後ようやくスタートラインに立つことができるのです。

 

臨床に出てからの勉強ですが、実はこれがとても大変です。

 

その理由は、看護学生時代に学校で習う知識は、あまりに基本的すぎて臨床では全く役に立たないからです。

 

学校では、「体の構造」をはじめ、さまざまなことを習います。しかしこの知識は本当に基本的なものなので、臨床で応用できるものではありません。学年が進んだり、実習に出たりしたときには、具体的な疾患や治療法について触れる機会がありますが、これも最低限のレベルです。

 

臨床に出てからは、いきなりその領域における医学書レベルの知識を求められます。医師と同等とまではいかずとも、看護師もある程度の医学に関する知識を持っていなくては、医師の出す指示を理解できないまま行動することになってしまい非常に危険です。

 

ではどのように勉強を進めていけばよいのかというと、まずは「自己学習」があげられます。

 

業務を行っていくうちに出てきた、「分からなかったこと」「疑問に思ったこと」「学びを深めたいこと」を、手持ちの参考書や図書館の本、インターネットなどで調べます。自己学習は、看護師が日常的に最も頻繁に行う学習方法です。

 

しかし、すべての知識を自己学習で補おうとすると、とても大変です。理由は、臨床に出て一から学ばなくてはいけない知識(人工呼吸器についてなど)が多いため、すべてを一人で学ぶのは難しいからです。そのため、自己学習で補いきれない部分に関しては、体系的に教えてもらう必要があります。

 

そのため、看護師には「自己学習」以外に看護の知識を得ることができる場が多くあります。それでは順番にみていきましょう。

 

病院・部署における勉強会

身近で参加しやすいものに、病院・部署(病棟や外来)における勉強会があげられます。

 

病院で行われる勉強会は、「体位交換の方法」「補液について」など、どの部署でも共通して身につけておくべき内容を扱っていることが多いです。

 

「新人対象」「中堅対象」「管理者対象」など、対象者別に細かくカリキュラムが設定されているような病院もあります。

 

また、病院によっては独自の「テスト」を設けており、テストに合格しなければ特定の医療行為を実施してはいけないと定めているところもあるようです。

 

部署における勉強会は、自分が働く場所ですぐに役立つ実践的な内容を扱っている場合が多いです。その専門領域における基本的な事柄から発展的な内容まで、多くの学びを得ることができます。

 

また、勉強会というのは、教えられる側はもちろん、教える側にも大きな学びになることが多いです。そのため、あえて新人に勉強会を主催させることで相互に学びあう場とするときもあります。

 

部署によっては、勉強会の頻度も多く負担に感じることがあるかもしれません。しかし、勉強会は、自分一人では膨大過ぎてカバーしきれない内容をわかりやすくまとめてくれているものです。そのため、特に新人の頃はなるべく参加するようにしましょう。

 

外部のセミナー・研修会に参加する

 

自分の病院・部署で行われる勉強会のほかに、外部のセミナーや研修会に参加するという方法もあります。

 

代表的なものには、日本看護協会が行っているセミナーや研修会があります。これらは、基礎的な内容から各領域のかなり専門性が高い分野までさまざまな種類があります。また、特に専門分野のセミナーに参加する場合には、自分の施設以外から参加している看護師とも交流できるという大きなメリットもあります。

 

そのような看護師同士の関わり合いは、「ほかの施設の様子がわかる」「同じような事例でどのような対応がなされているかしることができる」などの利点があります。

 

また、出版社等が行っているセミナーもあります。出版社が行うセミナーは、日本看護協会が行っているセミナーに比べて参加費が高額になることが多いです。しかし、「その分野の一流講師を招いている」「1日でそのテーマを網羅できる」など、さまざまなメリットがあります。

 

そのため、セミナーの内容がちょうど学びたい分野だった場合は、がんばって参加することをおすすめします。

 

管理人も実際に「小児救急」「人工呼吸器」などのセミナーに参加したことがあります。1日で基礎から応用的な内容まで学べるうえ、何度も見返すことのできるテキストがついてきて非常に大きな学びを得ることができました。

 

実際に、翌日からの臨床における看護実践にすぐに応用させることができました。

 

このように、自分だけでは勉強しきれない内容をわかりやすく、体系的に教えてくれる勉強会やセミナーはとても意義のあるものです。

 

臨床知識をしっかりと身につけ、自信をもって看護を実践することができるように、勉強会やセミナーを大いに活用してください。

 


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少しでもそのように思ったことがあるあなたは、自分のキャリアや働き方について見直すチャンスかもしれません。


そうはいっても、自分一人の力で転職活動をすることは困難です。日々の生活に忙しくてゆっくり職場探しをする時間はない上に、自分一人では探せる病院数も限られてしまうからです。


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