手足口病 実際の事例
それではここで、Nsかなむんの娘が7か月の時に手足口病にかかった時の実際の事例を、写真付きで載せていこうと思います。
手足口病の経過については頭ではわかっていたつもりでしたが、いざ自分の娘が手足口病になり、高熱に苦しみぽつぽつが出ているのを見ると、とっても切ない気持ちになりました・・・
発症初日
前日夜からとってもご機嫌斜めだった娘。「これは何かあるな・・・」と思っていると、案の定朝方38.6℃まで熱発しました。
ひとまず外来を受診すると、手足口病との診断。「え、なんで!?手足口病と言えばあのぽつぽつだよね!?どこにもぽつぽつないじゃん!」と思いきや、よく見ると・・・
ありました!
発疹が、ほんの一つだけ!!
教科書のイメージでは、発疹がとにかく手と足を中心にばーーーっと出るイメージでしたが、こんな地味な発症の仕方もあるんですね。勉強になりました。Drいわく、「新型手足口病ですね」とのこと。つまり娘は、コクサッキーウイルスA6による手足口病になったようです。
口のほうは、「所見がはっきりしない」とのこと。つまり、今のところ口内炎らしきものはない様子。でも、食欲が落ちていて離乳食を食べることができず、ひたすらおっぱいだけを吸っている娘を見ると、口も痛いのでしょう。
熱も高く、ぐったりな発症初日です。
発症2日目
2日目になり、熱は下がり、少しずつ活気が戻ってきました。
そして、足を中心に発疹が広がりだします。ちょっとずつ手足口病っぽくなってきました・・・
口腔内も、口内炎はないものの痛い様子で、食事はリンゴをすったやつしか食べることができません。
発症3日目
活気はだいぶ戻ってきたけど、まだまだ本調子ではない様子・・・
発疹も、全身に少しずつ増えていきます。
発症4日目
活気はだいぶ戻り、笑顔も出てきました。もう倦怠感は落ち着いた様子です。
発疹は、この日がピークでした。手足に臀部に、全身に発疹が出現します。でも、場所によって発疹が多く出た場所とほとんど出なかった場所がありました。
↑足
↑足底
↑臀部
発疹は、この日を境に増えることはなくなります。
少しずつ少しずつ色が薄くなっていき、最終的にきれいな肌に戻るのには2週間ほどかかりました。この間はまだ感染させるリスクがあったため児童館など同年代の赤ちゃんが集まる場所に行くことは自粛しており、自宅軟禁生活が続きました。これが地味にきつかったです・・・