RSウイルスの診断

 

RSウイルスは、迅速検査で診断することができます。鼻咽腔吸引液か鼻腔ぬぐい液を検体として診断します。つまり、吸引したときにとった鼻汁を検体として使うか、綿棒を鼻に入れてぐりぐりして取った鼻汁を使うか、といったところです。

 

感度はおよそ80%です。なお、RSウイルスらしき症状の時には必ず検査しなくてはいけない!といったような決まりはありません。ではなぜRSウイルスの検査が必要かというと、抗生剤が必要かどうかの判断をしたり、仮に入院となった時の管理方法を検討するためです。

 

乳児の場合、発熱がなくても、気道症状(夜間の咳嗽が強い、喘鳴がある、等)が強い場合には積極的に検査を行います。

 

幼児の場合、気道症状が強い場合には積極的に検査を行います。



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