保健師資格と業務内容

 

看護師に関連した資格がいくつかあります。保健師助産師准看護師などがそれにあたります。その中でも、このページでは保健師の資格とその役割についてみていきましょう。

 

保健師は、健康な人が病気の予防・健康増進を図っていけるように「保健指導」を行っていく職種となります。保健師として働く場所は、行政や企業、学校など多岐にわたります。

 

保健師業務の法的位置づけと業務内容

 

保健師の資格は、看護師と同じく国家資格です。国家資格であるために、保健師になるためには「保健師国家試験」を受けなければいけません。また、注意しなくてはいけない点として、保健師になるためには看護師国家試験にも合格していることが大前提となります。保健師国家試験に合格しても、看護師国家試験が不合格だったら保健師にはなれないのです。

 

保健師は保健師助産師看護師法(保助看法)という法律によって規定されています。

 

保助看法第2条において、保健師は以下のように定義されています。

 

【保健師の定義】

 

この法律において、「保健師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。

 

保健師は、大きく言うと「保健指導を行う」仕事です。看護師の行う仕事は主に病気の人を対象としているのに対し、保健師は健康な人が病気の予防や健康増進を図っていけるように援助するのが仕事です。

 

また、冒頭でも説明しましたが、保健師になるためには「保健師国家試験」のほかに「看護師国家試験」にも合格している必要があります。それについては、保助看法第7条で次のように定められています。

 

【免許】

 

保健師になろうとする者は、保健師国家試験及び看護師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。

 

保健師の働く場所

保健師は健康な人に対して保健指導を行うのが仕事です。しかしその業務内容は、働く場所によって大きく変わってきます。

 

保健師が働く場所は、大きく分けて3つあります。以下の通りです。

 

<行政保健師>

 

それぞれの地域の保健所や市役所において、公務員として働くのが行政保健師です。保健師として働く人の大多数が行政保健師となります。

 

行政保健師の仕事は、「地域の保健室の先生」をイメージしてもらえればわかりやすいと思います。担当の地域住民がどのような健康問題を抱えているか把握し、病気を予防したり健康増進していくために保健指導を行ったりしていくのが仕事です。

 

そのため、対象は赤ちゃんからお年寄りまでととても幅広いです。

 

<産業保健師>

 

産業保健師は、「会社の保健室の先生」です。産業医や人事労務の担当者とともに、その企業の従業員の健康を管理していきます。

 

最近では、体だけでなく心の健康(メンタルヘルス)を守る対策が重要視されています。これには、うつ病などの疾患が増えてきているという問題があるからです。

<学校保健師>

 

学校保健師は、いわゆる「学校の保健室の先生」です。ただ、実際に学校で勤務するには「養護教諭」の免許が必要になります。養護教諭の免許を取る方法はいろいろありますが、保健師の資格を持っている人は各地方自治体の教育委員会に申請すれば「養護教諭2種」の免許を取得することができます。

 

学校保健師は、学校に勤務して、先生や児童・生徒の健康を管理するのが仕事です。

 

このように、保健師という仕事は、働く場所によって業務内容が大きく異なります。しかし、人々が病気になるのを防ぎ、健康増進を図っていくために「保健指導」をしていくという役割を持っていることには変わりありません。

 

保健師は、人々の健康を守る「保健室の先生」なのです。

 


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