整形外科看護師のお仕事

 

 

名前:かおり  

 

働いている場所:総合病院消化器・整形外科混合病棟(4年間)その後、ICU(3年間)

 

Q1.整形外科病棟には希望で配属されましたか?
希望で配属されました。

 

Q2.整形外科の特徴を教えてください。
整形外科は、回復が目に見えてわかりやすい領域です。手術をして、リハビリして、退院・・・と、順調に回復して元気に退院していく人が多いです。また、よほどの基礎疾患がある患者さんを別にすれば、整形外科は亡くなる人が少ないのも特徴です。また、整形外科で入院している患者さんは、骨折している場所・痛い場所・ADLの低下等を除けば、体は元気な人が多いので、お話し好きな患者さんが多いです。ADLの自立していない患者さんが多く、トイレに行く等のナースコールも多いので、そこで結構時間を取られます。

 

Q3.働いていた整形外科病棟には、どのような患者さんが入院してきましたか?
骨折の患者さんが圧倒的に多かったです。よく見られる部位は、大腿骨頚部でした。人工骨頭置換術も、よく行われていました。経過が良好な患者さんは2〜3週間で退院されることが多かったです。でも、高齢の患者さんは、骨折により一気にADLが低下し、寝たきりになってしまうこともありました。

 

Q4.整形外科に配属されてよかったことは何ですか?
患者さんとお話をする機会が多いので、コミュニケーション能力は身につくと思います。急変が少ないので、ほかの部署に比べて残業が少なかったです。(病院や、勤務形態によって異なるかもしれません。)

 

Q5.整形外科に配属されるデメリットは何ですか?
看護の基礎的な技術は、できることが少ないかもしれません。たとえば、ほかの領域ではよくあるCV挿入の介助・経鼻胃チューブの挿入などはあまりありませんでしたし、急変が少ないので挿管の介助もほぼしたことがありませんでした。

 

Q6.どのようなことを心掛けて看護していましたか?
整形外科では、とにかく患者さんのADLをあげていくことが大切です。そのためには、リハビリが欠かせません。整形外科の患者さんを受け持った時には、PTさん(理学療法士)とコミュニケーションを頻繁に取ります。そしてPTさんによるリハビリの時間以外にも、自分が受け持ちの間にできるリハビリなどを行っていきます。



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