看護師が結婚した後の働き方:クリニック看護師という選択肢

看護師が結婚した後の働き方:クリニック看護師という選択肢

 

結婚を機に、「今までと同じ働き方でいいのかな?」と悩む看護師はたくさんいます。

 

実際に、日本看護協会の調査によると、「働いている看護師が退職したい理由」の第3位が結婚でした。それだけ、結婚をきっかけに「今までとは違う働き方をしたい」と考える看護師はたくさんいるのです。

 

そんな中、結婚後の看護師が真っ先に思いつくのが、「クリニック看護師」ではないでしょうか。

 

今回は、クリニック看護師の働き方について詳しくお話していきます。

 

結婚した看護師がクリニックで働くメリット

 

結婚した看護師にとって、クリニックは働きやすいです。なぜなら、「土日休み」「夜勤なし」など、家庭のある看護師にとって働きやすい環境が整っているからです。

 

特に旦那さんが土日休みの人は、クリニック勤務をすることによって、旦那さんとの大切な時間をもつことができます。病棟勤務時代には難しかった、「夜は一緒に食事をする」「土日にはデートをする」といったようなことができるようになるのです。

 

総合病院でよくある「委員会」「検討会」などの活動も、クリニックにはありません。そのため、業務上の負担も減ります。

 

また、病棟に比べると結婚している人が多いため、人間関係という面からみても、働きやすいことが多いです。

 

大学病院などの総合病院は「新人看護師教育」という役割を担っているため、どうしても若手の看護師が多くなります。そのため、結婚した看護師が総合病院の病棟勤務をしようとすると、「土日を休みにして欲しい」などの希望を伝えにくいです。

 

また、職場によりますが、「夜勤明けは毎回ランチ会がある」「スタッフ同士で遊びに行くことが多い」という雰囲気だと、家庭がある看護師はなんとなく疎外感を感じてしまうこともあります。

 

選ぶクリニックにもよりますが、クリニック看護師には、若手だけでなく様々な経験年数の人がいます。そのため、人間関係という面から見ても働きやすくなる場合があるのです。

 

クリニック看護師の仕事内容

 

それでは、クリニック看護師はどのような仕事をしていくのかみていきましょう。

 

結論を言えば、クリニック看護師の仕事は、働くクリニックによって大きく異なります。

 

例えば一般内科のクリニックであれば、「血圧測定」「採血」などの手技が必要になる場合があります。採血が得意であれば何の問題もありませんが、採血が苦手な人は研修が丁寧なクリニックを選ぶ必要があります。

 

一方皮膚科のクリニックであれば、創傷の処置や軟膏の塗布などが求められます。

 

また、美容外科・美容皮膚科であったら、看護師自身が施術やカウンセリングを担当することもあります。場合によっては、手術の介助などが求められることもあります。

 

このように、クリニック看護師と一口に言っても、求められる手技や業務内容は様々なのです。

 

今まで総合病院で働いていた人にとって、クリニック看護師というのは未知の世界であるため、不安を感じるかもしれません。ですが、どのクリニックで働くかによって業務内容は全然違うため、裏を返せば「自分らしく働くことができるクリニック」は必ずあるのです。

 

クリニック選びをするときには、なるべくたくさんのクリニック情報を手に入れて、自分に合ったクリニックを探すようにしましょう。

 

それでは次に、結婚後の看護師が働きやすいクリニックを見つけるために重要なポイントを一つ、お伝えしていきます。

 

結婚後の看護師は「妊娠・出産」も視野に入れる

 

これから妊娠を考えている人は、希望するクリニックに育休を取った実績があるかどうかという点をチェックすることが重要です。

 

妊娠・出産に取ることのできる制度には、「産前休業・産後休業(通称:産休)」「育児休業(通称:育休)」の2種類があります。

 

産休は、産前6週間前から請求すれば取得できます。産後は8週間まで、請求しなくても取得できます。なお、産後6週間を過ぎれば、医師の許可があれば働くことは可能です。

 

育休は、希望者のみ、子どもが1歳になるまで取得することが可能です。

 

どちらの制度も、手当としてお金を受け取ることができるということが共通しています。子どもを産んで育てる親にとって、休業中に手当を受け取ることができる産休・育休制度は、非常に重要なものです。

 

産休・育休のうち、産休は全員が取得できます。ですが、育休に関しては以下の項目に該当する人は取得することができません。

 

【育休がもらえない人】

 

@同じ事業主に雇用された期間が1年未満

 

A1年以内に雇用関係が終了する

 

B週の所定労働日数が2日以下

 

 

ですが、注意すべきポイントは他にもあります。それは、上述した条件に当てはまっておらず、本来ならば育休をもらえる人であっても、クリニックによっては育休がとれない場合があるということです。

 

クリニックは、総合病院と比べるとスタッフの数が限られています。働いているスタッフの人数が少なく、一人でも抜けたら大きなダメージとなってしまうクリニックもあります。

 

そのようなクリニックでは、自分の希望する日数で育休が取れなかったり、そもそも育休を取得すること自体が難しい場合もあります。

 

そのため、クリニック探しをするときには必ず「育休は取得できるのか」についても把握しておきましょう。今まで育休を取った実績があるのかという点について知っておくことで、子どもがいながらも働きやすい職場なのかどうかが分かります。

 

自分で直接希望するクリニックに聞きにくければ、看護師転職サイトのコンサルタント経由で聞いてもらってもよいでしょう。

 

では最後に、クリニック看護師にはどのような雇用形態があるのかみていきましょう。

 

「正職員」「パートタイマー」どちらで働くか

 

クリニック看護師として働こうと考えたとき、選択できる雇用形態は大きく分けて2つあります。「正職員」と呼ばれる常勤スタッフと、「パートタイマー」と呼ばれる非常勤スタッフです。

 

常勤スタッフとして働くメリットは、「各種手当て」「賞与(ボーナス)」「社会保険」などが充実していることです。同じ時間働くのであれば、パートタイマーよりも労働条件はよくなることが多いです。そのため、時間的な余裕がある人は、常勤スタッフを選択するとよいでしょう。

 

一方、非常勤スタッフとして働く最も大きなメリットは、「自分の好きな時間だけ働くことができる」ということです。

 

結婚して家庭を持つと、「旦那さんとの時間」「家事との両立」などにかける時間が増えます。そんなときに、自分で働く時間を決められるパートタイマーという働き方を選択することで、無理なく家庭との両立が図れるようになるのです。

 

なお、パートタイマーでも育休を取得することは可能です。「週に2日以上」働いていれば、パートタイマーでも育休を取得できるのです。

 

ただし先述したように、育休が取れるか取れないかは、働くクリニックによります。そのため、就職活動の際には忘れず確認しましょう。

 

ここまで見てきて、クリニック看護師という働き方について少しイメージができましたでしょうか?

 

結婚した看護師がクリニックを選ぶときには、「給料」「福利厚生」などを見ることももちろん重要です。しかし、「育休取得の有無」「託児所の有無」など、子どもを産んだ後も続けやすい環境かどうかもしっかりと知っておく必要があります。

 

そうでないと、出産後にいざ復帰しようと思っても、家庭との両立が困難になってしまうことがあるからです。

 

時には看護師転職サイトのコンサルタントの力なども借りながら、クリニック選びの情報収集はしっかりと行なっていきましょう。

 


「このままの働き方でいいのかな?」と思ったことはありませんか?


少しでもそのように思ったことがあるあなたは、自分のキャリアや働き方について見直すチャンスかもしれません。


そうはいっても、自分一人の力で転職活動をすることは困難です。日々の生活に忙しくてゆっくり職場探しをする時間はない上に、自分一人では探せる病院数も限られてしまうからです。


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ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。自分に合った転職サイトを見つけるためには、自分が住んでいる都道府県に強い転職サイトを選ぶ必要があります。


失敗しない転職をするためには、まずそれぞれの転職サイトの特長や違いを知りましょう。



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