「自己都合退職」の看護師が失業保険をもらうときに気をつけたい「給付制限期間」

「自己都合退職」の看護師が失業保険をもらうときに気をつけたい「給付制限期間」

 

今まで勤めていた職場を退職することになったけれど次の就職先が決まっていない場合、お金の心配をする人は多いです。

 

実際に、休職中はお金がかかります。

 

生活費など生きていくのに必要なお金がかかるだけではなく、「税金」「国民年金保険料」など、今まで職場が払っていたお金も払わなくてはいけなくなるからです。

 

しかし、日本には休職中のお金の不安を軽減させてくれるシステムがあります。それが「失業保険」です。

 

失業保険は国の保険です。常勤(正職員)の人は全員加入する決まりになっているのに加え、非常勤(パート、アルバイト)の人であっても、週に20時間以上働いているのであれば加入しなくてはいけない決まりになっています。

 

そして、失業保険を受け取れる人は「雇用保険に加入している人」「一定期間以上雇用保険に加入している人」です。

 

失業保険受給の申請をして、失業保険を受け取ることができれば、当面の生活費や各種支払いに必要なお金を補うことができます。これは休職中の人にとって大変ありがたいシステムです。

 

ですが、失業保険をもらうにあたって注意しなくてはいけないことがあります。それは、離職理由によっては失業保険がすぐにはもらえない場合があるということです。

 

詳しく見ていきましょう。

 

「自己都合」の退職だと3か月間は失業保険がもらえない

 

失業手当の申請をするとき、必ず「離職理由は何ですか」と聞かれます。実は前述した通り、離職理由によってはすぐに失業保険がもらえないことがあるのです。

 

離職理由は、大きく分けて2種類に分けることができます。

 

「解雇・定年」による離職と、「自己都合、懲戒解雇」による離職です。

 

解雇・定年の場合は、会社都合による離職であるという側面が強いです。極端に言えば本人の意思とは裏腹に離職しなくてはいけなかったということになります。

 

そのため、この場合には「すぐに」失業保険がもらえることが多いです。具体的には、失業保険の申請をしてから7日後です。

 

一方「自己都合、懲戒解雇」の場合には、すぐに失業保険をもらうことはできません。理由は、「本人の意思で離職した」という側面が強いからです。懲戒解雇の場合はいわゆる「クビ」になってしまったということですが、これも「本人の責任による」という理由となります。

 

この場合は、申請してから3か月間は失業保険の給付が受けられません。これを、「給付制限」といいます。

 

ほとんどの人は、離職理由が「自己都合」となります。そのため、ほとんどの人は3か月間失業保険の給付が受けられないということを覚えておいてください。

 

「退職したらすぐに失業保険をもらって、そのお金で過ごそう」と考えている人は注意が必要です。

 

退職後すぐに就職しないような場合には、最低でも最初の3か月間を乗り切るだけのお金を貯めてから退職しましょう。

 

給付制限中に再就職したらどうなるのか

 

「少しゆっくりしたい」「冷静に自分をみつめなおしてから就職したい」「自分の希望を見極めてから就職したい」と考え、退職後にしばらく無職の状態になることもあります。

 

この場合、失業保険を受給することになります。しかし前述したように、失業保険は3か月間の「給付制限」が終わった後ではないと支給されません。

 

失業保険は申請してから3か月後でないともらうことができないのです。

 

人によっては、この3か月の給付制限中に理想の職場と巡り合い、すぐに就職したくなることもあるかもしれません。

 

しかし、その場合でもお金をもらうことは可能です。詳しく言うと、失業保険は全額もらえなくはなってしまいますが、「再就職手当」という形でお金をもらうことができるのです。

 

この場合、注意すべき点が一つあります。それは、ほとんどの人が該当するであろう「自己都合退職」の場合、失業保険の給付制限が始まって最初の1か月間で就職するときには、ハローワークの紹介又は厚生労働省大臣許可の人材紹介会社が紹介してくれた職場でないと「再就職手当がもらえない」ということです。

 

給付制限がはじまって最初の1か月という初期に就職する場合のみ、このような条件が付きます。それ以降は、どこの紹介で就職しても「再就職手当」をもらうことが可能です。

 

なお、このほかにもいくつか細かい「再就職手当」をもらう条件がありますので、最新情報はハローワークのHPなどで確認してみてください。

 

心強い味方である失業保険ですが、実際受給するにはいくつか注意点があることは覚えておきましょう。

 

特に、「自己都合退職の場合最初の3か月は失業保険をもらえない」ということは意外と知られていないことなので、しっかり覚えておく必要があります。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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