失業保険は「何日間」「いくら」支給されるのか

失業保険は「何日間」「いくら」支給されるのか

 

雇用保険に加入していた人は、離職した後「雇用保険の求職者給付」を受給することができます。これが、一般に「失業保険」と呼ばれている給付のことです。

 

もしかしたら、「失業保険はなんだかよく分からないから、もらわなくてもいいか」と考えている人もいるかもしれません。

 

しかし、失業保険はもらっておいたほうが得です。なぜなら、退職後に自分で払わなくてはいけないお金は意外とたくさんあるからです。

 

例えば、「住民税」「国民健康保険料」「健康保険料」などがあります。前年度の収入がいくらかにもよりますが、人によってはこれだけで数十万円も払わなくてはいけない場合があります。痛い出費です。

 

失業保険をもらっていれば、その分でこれらのお金を補填できる上に、生活費にも大きなプラスとなります。

 

今回は、気になる失業保険の「受給期間」と「金額」について説明していきます。

 

失業保険の給付日数

 

失業保険がもらえる日数(給付日数)は、離職理由によって異なります。以下の表をご覧ください。

 

定年・自己都合退職・懲戒解雇の場合

 

看護師の場合、ほとんどの人は「自己都合」による退職となると思います。そのため、以下の表の通りの給付日数になる場合がほとんどでしょう。

 

10年未満

10年以上20年未満

20年以上

90日

120日

150日

 

表の上にあるにかかれている「年数」は、雇用保険に加入していた期間を示しています。

 

その他の場合

 

ほとんどの人は上述した受給期間になると思いますが、中にはそうではない人もいます。

 

例えば、「特定受給資格者」「特定理由離職者」と呼ばれる人の場合です。

 

「特定受給資格者」とは、倒産・解雇などにより、再就職の準備をする間もなく無職になってしまった人のことです。年齢にもよりますが、特定受給資格者の場合は、前述した利用の人たちよりも受給期間が長くなる傾向にあります。

 

「特定理由離職者」とは、やむを得ない理由で離職した人のことを指します。

 

例えば、期間限定で雇用されていた人が「労働契約の更新」を望んだにもかかわらず、更新がなされなかった場合が該当します。また、離職理由が「体力の低下や病気」「家庭の事情の急変」「結婚に伴って引っ越すことになり通えなくなった」などの場合も「特定理由離職者」となります。

 

特定理由離職者の場合は、全員では無いですが、場合によっては受給期間が長くなる場合があります。

 

また、そのほかに受給期間が長くなる人は、「障害者等の就職困難者」も該当します。

 

失業保険はいくらもらえるのか

 

それでは次に、失業保険はいくらもらえるのかについて説明します。

 

失業保険の給付額を決める方法は、以下の通りです。

 

@離職する直前の6か月間に支払われた賃金の合計金額を出す

 

A@で出した合計金額を180で割る(これで、過去6か月間の1日あたりの平均賃金を知ることが出来ます。)

 

BAで出した金額の80〜45%が1日あたりの支給額

 

これを見ると、Bの振り幅に驚くと思います。80%か45%なのかでは支給額が全然違ってくるからです。

 

しかしこれには理由があります。それは、失業保険には「上限額」と「下限額」があるということです。

 

なぜ上限と下限が決まっているのかと思う人もいるかもしれません。しかし、「上限額」と「下限額」は設定しておくべきです。例えば上限額・下限額が設定されていなかった場合、年収2000万円の人が退職するのと、年収200万円の人が退職した場合では手当に大きい差が生まれてしまうからです。

 

ちなみに「上限額」と「下限額」は、毎年8月に更新されます。これは、上限額と下限額が労働者の平均賃金を参考にして算出されているからです。

 

失業手当の給付額について、もう一つ知っておいてほしいことがあります。それは、失業手当は「1日あたり○○円」と、1日単位の賃金がベースになっているということです。

 

例えば、1日あたりの支給額が5000円の人が90日間の失業保険の給付を受けた場合には、5,000円×90日=450,000円の給付をうけることができます。

 

具体的にもらえる金額については、「年齢」「働いていたときにもらっていた給料」により異なります。詳細は、厚生労働省のHPを参考にしてください。

 

これまでみてきたように、失業保険は、「雇用保険に加入していた期間」「年齢」「離職理由」などにより、支給される期間と金額が異なります。

 

失業保険の受給を考えている人は、表を元に「自分はいくらもらえるのか」について見当をつけてみてください。なお、正式な「受給期間」「金額」については、失業保険の申請が通った段階で通知されます。

 


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