消化器外科看護師のお仕事 

 

名前:かおり  

 

働いている場所:総合病院消化器・整形外科混合病棟(4年間)その後、ICU(3年間)

 

Q1.消化器外科には希望で配属されたのですか?
希望で配属されました。

 

Q2.なぜ外科を希望したのですか?
もともと、急性期看護に興味があったためです。入院して、手術をして、退院していく・・・というゴールの見えている領域、外科に興味を持ちました。

 

Q3.消化器外科の特徴を教えてください。
「外科」といってもいろいろな領域がありますが、消化器外科の特徴は、手術をし一度退院した後、化学療法などのために定期的に入院してくる患者さんが多いことです。患者さんとの関係が深まりますし、退院した後の話など聞けて楽しいです。
そして、異変が生じたときにわかりやすいのも特徴です。例えば脳神経外科だったら、「あれ?反応が薄いけど寝てるだけ?それとも意識レベルが下がっているのかな・・・」と、判断が難しい部分があります。でも消化器外科だったら、患者さんが過度に痛がったり、ドレーンの性状が変わったりと、明らかに変化が出ます。そのため異常が生じたときにベッドサイドにいる看護師は真っ先に気が付く可能性が高く、自分がいち早く異常に気付き、その後速やかな対応がなされると達成感を感じやすいです。

 

Q4.消化器外科で働いて感じた、やりがいは何ですか?
外科は、入院して、手術をして、退院していく・・・という比較的ゴールが見えやすい、短期間勝負の領域です。入院してから退院していくまでのゴールが見えており、また、元気に退院される患者さんが多いことはやりがいにつながります。また、手術して一度退院した後、化学療法などのために定期的に入院してくる患者さんが多いため、名前や顔を覚えてもらえることも多く、「○○さんが担当だと嬉しいよ」と声をかけてもらえた時には、とてもやりがいを感じます。

 

Q4.働いていた消化器外科病棟には、どのような疾患の患者さんが入院してきましたか?
消化器に関連するあらゆる疾患の患者さんが入院してきます。消化器のがんの患者が多数を占めますが、虫垂炎、腸閉塞・・・なども入院してきます。

 

Q5.消化器外科で働いていてよかったことは何ですか?
最初に消化器外科を経験したことで、異常が生じたときの対応や、「患者さんがいつもと違うぞ」という勘を身につけることができました。また、バイタル測定や採血、ルート確保など、看護師としての基礎的な技術を身につけやすい領域だと思います。

 

Q6.どのように勉強をしましたか?
それぞれの疾患ごとにその特徴や看護をまとめたノートを作りました。半年でだいたいの疾患がまとめられたと思います。受け持ちをするときには、なるべく同じ疾患の患者さんを連続して受け持たせてもらうことで、入院から退院までの流れをつかむことができました。



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