企業で働く「産業保健師」の仕事とは? やりがいや給料、求人募集

企業で働く「産業保健師」の仕事とは? やりがいや給料、求人募集

 

あなたは、「産業保健師」をご存じですか?

 

産業保健師とは、一般企業で働く保健師のことです。企業で働く従業員の健康を保持・増進していく役割があり、「会社の保健室の先生」といった役割を担っています。

 

今回は、産業保健師の仕事内容や給料、やりがいについてみていきましょう。

 

産業保健師の仕事内容

 

産業保健師は、産業医や衛生管理者と協働しながら、従業員の健康を守る仕事をしています。

 

例えば、所属する企業では「喫煙率50%」と非常に高かったとします。このままでは、喫煙による生活習慣病や肺がんのリスクが高まってしまいます。

 

そこで産業保健師は、「喫煙率20%まで減少させる」という目標を立てます。その上で、「タバコ禁煙セミナーの開催」「禁煙キャンペーンの実施」「喫煙所の調整」等を行なっていきます。

 

このように産業保健師には、「企業全体の健康問題は何か」という、集団を見る視点が重要になってきます。

 

また、例えば会社が実施したストレスチェックの結果、メンタルヘルスに問題がある人が3名いたとします。産業保健師はこの3名を見逃さず、「メンタルヘルスプログラムの実施」「個別面談の実施」等を行ない、産業医につなげていくような働きかけも必要です。

 

産業保健師は、このように個人を見る視点も重要なのです。

 

従業員全体、そして従業員個別の健康問題を抽出し、それを改善していく産業保健師は、非常にやりがいのある仕事です。特に最近では、生活習慣病の他にも「うつ病」「適応障害」などのメンタルヘルス対策に力を注ぐ企業も増えてきているため、産業保健師の役割はどんどん大きくなってきています。

 

産業保健師になるには:産業保健師に必要な「資格」

 

産業保健師になるためには、保健師の資格が必要です。

 

ただし、保健師の資格さえ持っていればすぐに産業保健師になれるとは限りません。産業保健師採用の場合、「保健師経験」「保健指導経験」が重要視されることが多いのです。そのため、これまで保健師や保健指導の経験がある人にとっては、採用される際に非常に有利になります。

 

ですが、未経験者でも肩を落とすことはありません。「未経験者歓迎」の職場もあります。特に、産業保健師2名体制となっているような大きい企業では、未経験者でもよいところが多いです。

 

また、稀にですが「看護師」の資格でも募集がかかる場合があります。

 

産業保健師に求められること:産業保健師のやりがい

 

各企業に所属している産業保健師は、ほとんどの場合1〜2名です。そのため、仕事や悩みを抱え込まず、産業医や衛生管理者と協働していく協調性が求められます。これは、病院におけるチーム医療にも共通していることです。

 

産業保健師は、企業の従業員の健康を守るために、積極的に行動を移していく姿勢が重要です。セミナー・イベントの開催などは準備が大変ですが、目に見えて成果が出たときには、大きな達成感とやりがいを感じることができます。

 

産業保健師の仕事は専門性が高いため、まじめに勤務し実績を重ねていくことで、その企業から大きな信頼を得ることができます。実力のある産業保健師の場合には、外部セミナーの講師を務める等、活躍の場をどんどん広げていくことができます。

 

産業保健師の給料、福利厚生

 

産業保健師は、各企業所属の会社員となります。そのため給料は各企業により異なりますが、東京都の場合では常勤で25万円以上になることが多いです。

 

福利厚生も各企業によりますが、企業によっては「育休を3年間取得できる」「子どもが小学校在学中は時短勤務可能」など非常に働きやすい職場も多いため、条件の良い求人を見つけることが重要になります。

 

産業保健師求人の探し方:求人募集

 

産業保健師の求人は、主に転職サイトで見つけることができます。

 

産業保健師の求人は病院やクリニックと比べると多くないため、見つけるのが難しいのです。実際に私もハローワークで産業保健師の仕事を探したことがありますが、めったに見つけることができませんでした。

 

一方転職サイトであれば、産業保健師の求人を扱っている会社が多くあります。

 

ただし、転職サイトを利用する際には注意点があります。それは、産業保健師の求人は珍しいため、複数社に登録しておいた方がよいということです。

 

私も転職サイトを活用していますが、「Aサイトで扱っていない求人が、Bサイトならばあった」ということが何度もありました。特に産業保健師のような貴重な求人の場合には、情報を広く集めた方がよいです。

 

日本看護協会によると、産業保健師は、正職員は6〜7割であると言われています。保健師が働く他の職場に比べ、非常勤の割合が高いのが特徴なのです。裏を返せば、それだけ自由な働き方をしやすいとも言えます。

 

幅広く情報を集め、ぜひあなたに合った会社を見つけてください。

 


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