看護師が「もう辞めたい」と思う5つのタイミング

看護師が「もう辞めたい」と思う5つのタイミング

 

看護師は、とてもやりがいのある仕事です。ですが、看護師の仕事はキツい・汚い・危険の3拍子が揃っている「3K」と言われるほど、大変な面もたくさんあります。そのため、看護師として働くうちに、「もう辞めてしまいたい」と思う時が必ず来ます。

 

それでは多くの看護師は、どのようなタイミングで辞めたいと思うのでしょうか。今回は、看護師が「もう辞めてしまいたい」と思う5つのタイミングについてまとめました。

 

インシデントを起こしたとき

 

インシデントとは、医療事故につながるようなミスのことです。患者さんに大きな影響はないものの、一歩間違えたら大きな事故を引き起こす可能性のあるミスのことを指します。

 

インシデントは、起きてはいけないものです。ですが、人間誰でもミスを完全になくすことは難しいです。そのため、看護師として働いている人は、皆一度はインシデントを経験しています。

 

インシデントを起こした看護師は、「患者さんへの申し訳なさ」「恐怖心」「罪悪感」などから、非常に深く落ち込んでしまう場合があります。

 

実際に、私も看護師として働いているときにインシデントを起こしてしまったことがあります。幸いなことに患者さんに大きな影響を及ぼすようなミスをしたことはありません。ですが、例え小さなミスであったとしても、患者さんへの申し訳なさや自責の念を感じたと同時に、恐怖心でいっぱいになりました。

 

インシデントをおこした翌日は病棟に行くのも足が重くなり、「本気で辞めたい」と思ったことが何度もあります。

 

インシデントをどう乗り越えていくか、そしてインシデントを引き起こさないためにはどうしたらよいのかについて考えることは、看護師の宿命とも言えます。

 

休みが少ないとき

 

「人員不足」「業務量の多さ」などにより休みが少ない時も、看護師が辞めたくなるタイミングの一つです。

 

私の友人で、有給はおろか労働基準法に定められている公休すらも消化しきれていない職場に勤務している人がいました。彼女は会う度にやせていき、「もう辞めたい」「辛い」と涙ながらに語るようになりました。よくよく話を聞いてみると、彼女の病棟ではうつ病になって退職する人が毎年1、2人はいたそうです。

 

このように、休みが少ない職場では、過労によるうつ病を引き起こすリスクが高くなるのです。これはとても危険なことです。

 

うつ病になってしまうと、正常な判断ができなくなってしまいます。そうなる前に、「休みが少なすぎて辞めたい」と感じたならば、何かしらの行動を起こす必要があります。

 

公休すらもはけていないような危険な職場では、「辞めたい」と愚痴るだけの段階は超えています。「同僚と数人で管理職に相談する」「診断書を書いて貰い休職する」「部署異動・転職を検討する」など、自分を守るための何かしらの行動を起こす必要が出てきます。

 

受け持ちがキツすぎるとき

 

また、受け持ちの患者さんの重症度が高すぎたり、受け持ち患者の人数が多すぎたりする場合も、業務負担の多さから「辞めたい」と思うことにつながります。

 

「受け持ちがキツい」とはいっても、1、2年目の看護師がステップアップのために重症度の高い患者さんを受け持たれている場合には、彼ら彼女らが成長するために必要な試練であるといえます。

 

ですが、「フォローもなくいきなり重症度が高い受け持ちをさせられる」「明らかにキャパシティーオーバーな人数を持たされる」などが続いた場合、インシデントやアクシデント(医療事故)につながってしまうことがあります。

 

実際に私の友人で、毎回キャパシティオーバーな受け持ちをさせられている人がいました。彼女は仕事に行くたびに、「いつ大きなミスをしてしまうか分からない」という恐怖心を抱えながら働いていたそうです。

 

結果的に彼女は転職し、今では適正な人員配置の病院で働いています。「仕事は大変だけど、前みたいに医療事故の恐怖におびえることはなくなった」といって安心して働いていました。

 

このように、キツすぎる受け持ちは看護師の心身にとって大きな負担となる上、医療事故のリスクも高まります。これは、組織全体で見直すべき重大な問題です。もしも組織が変わらないのであれば、自分自身を守るためにも退職・転職を検討すべきかもしれません。

 

残業が多いとき

 

残業が多いなど、拘束時間が長い場合も、看護師の心身の健康を蝕みます。

 

 

私の友人が以前働いていた病棟は、「付き合い残業」が多い部署でした。付き合い残業とは、「自分の仕事は終わっているけれども他の人が終わっていない」などの理由で、他の人の仕事が終わるまで帰らずに居残ることです。

 

他の人が終わるまで居残り、その人の仕事を手伝うならば理解できます。ですが、「なんとなく帰りにくいから」などの理由でダラダラと居残っているのは時間の無駄以外の何者でもありません。

 

彼女も連日付き合い残業で日勤後の帰宅が21時過ぎになり、心身共に疲れ果てていました。

 

残業の有無は、勤務する職場の雰囲気によって異なります。「みんなで早く帰ろう」という職場もあれば、「残業しているほど頑張っていると評価される」という謎の職場もあります。そしてあなたの職場が後者であった場合は、疲れ果ててしまいます。

 

職場の雰囲気が悪いとき

 

仕事は、あなたの生活の半分以上を占めるほど比重の大きいものです。

 

それほど存在感の大きい仕事において、職場の雰囲気が悪かったら苦痛な時間を過ごさなくてはいけなくなります。

 

職場の雰囲気が悪い原因には、いくつかあります。例えば、「いじめがある」「派閥がある」「大きな権力を持っている先輩がいる」などです。

 

残念ながら、職場の雰囲気はそう簡単に変わるものではありません。「職場のメンバーが大幅に変わる」「問題の中心となっていた人物が辞める」などの出来事が起らない限り、自分の力だけで問題を解決するのは不可能に近いです。

 

そのため、雰囲気の悪い職場で働く人は、数年間堪え忍ぶか、自分が異動するかのどちらかを迫られることになります。

 

このように、看護師が「もう辞めよう」と思うタイミングはいくつもあります。その中には、インシデントのように看護師をしている上で乗り越えなくてはいけない試練のようなものから、「残業の多さ」「職場の雰囲気」など、働く職場自身に原因があるものまでいろいろあります。

 

今「辞めたい」と考えているあなたは、自分が辞めたいと感じる原因は何であるかしっかりと考えなくてはいけません。そして、いつまでも「辞めたい」という辛い気持ちで働き続けるのではなく、現状を変えるための一歩を踏み出す勇気をもつことも必要なのです。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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