新人看護師の辞め方:円満退職するために

新人看護師の辞め方:円満退職するために

 

今の職場が自分に本当に合っているかどうかは、働いてみないと分かりません。

 

特に新人看護師の場合、働き始めた職場が「初めての職場」であることが多いです。

 

働き始めてから「どうにか頑張れそうだ」と思った場合はよいです。しかし中には、働き始めてから「人間関係の悩み」「労働条件が合わなかった」「違う領域で働きたくなった」などの悩みをもつことがあります。その結果、1年で退職を考える新人看護師もいます。

 

しかし、いざ退職を考えたときには、また様々な悩みができます。その中に、「辞めると言い出しにくい」というものもあります。

 

そこで今回は、新人看護師が「円満退職」するための方法についてお伝えしていきます。

 

新人看護師は、なぜ「辞めると言い出しづらい」のか

 

新人看護師時代に「もう辞めたい」と考える人は多いです。しかし、実際に辞めようと思ったときに、「師長に言い出しにくい」という悩みを持つ場合があります。この傾向は、先輩看護師が辞めるときよりも、新人が辞めるときの方が顕著にみられます。

 

それでははじめに、なぜ新人看護師は「辞める」と言い出しにくいのか考えていきましょう。
その大きな理由は、「新人看護師は仕事を教えてもらう立場だから」ということが挙げられます。

 

「新人看護師は仕事を教えてもらう立場だから」辞めると言い出しにくい

 

看護師は、看護学校時代に基礎的な知識・技術を学んでいます。

 

しかし、実際に臨床で求められる知識や技術は、学校で教わるのよりもはるかにレベルの高い内容になります。そのため、看護師の場合は資格を取ってからが本当の勉強の始まりなのです。

 

そのような理由により、臨床に出たての新人看護師は、まだまだ自立して業務をするには至りません。初めの頃はバイタルサインの測定一つ取っても先輩のフォローを受けながらになるのです。

 

初めの頃は一人で何もできなかった新人看護師も、1年続けたならば当初とは比べものにならない程に、たくさんのことができるようになっています。それは、自分自身の努力はもちろんのことですが、ここまで教えてくれた先輩達のおかげでもあるのです。

 

そのため、1年で退職するときには「せっかくここまで育ててもらったのに、すぐに退職するのは申し訳ない」という気持ちになることがあります。そのような気持ちがあると、退職するとは言い出しにくくなるのです。

 

「退職」は悪いことではない

 

上述したように、新人看護師は立場上「辞めたい」と言い出しにくい現状があります。

 

しかし、「辞めたいなんて言えないから無理して続けよう……」と考えた結果、自分を追い込む結果とならないように、注意が必要です。

 

「辞めたい」と思う理由は人それぞれ違います。ですが、1年間悩み苦しみ、自分の中でぼんやりと出てきた答えが「退職」であったならば、自分の心の声に素直に従うべきです。

 

あなたの人生は、あなたのものです。周囲に気を遣って自分の気持ちを封じ込めるのではなく、辞めたければ「辞めたい」と言ってもよいのです。

 

その場合、辞めるタイミングや伝え方、そして挨拶に気を配れば、新人看護師であっても円満退職することは可能です。

 

退職したい旨を伝えるタイミング・時期

 

円満退職するためには、退職したい旨を伝えるタイミングが重要です。

 

退職したい旨は、できれば秋頃、遅くとも年内には看護師長に伝えるようにしましょう。

 

総合病院の場合、看護師の採用試験は夏頃から数回に分けて実施されます。その場合、最終的な採用人数は、「看護師が何人辞めるか」によって確定されます。

 

そのため、もしも退職したいのであれば、なるべく早めに上司に伝えた方がよいのです。

 

2月や3月などの年度末に退職を申し出た場合、「今辞められると人員の補充が得られない」と言う理由でなかなか辞めさせてもらえないケースもあります。早めに伝えれば伝えるほど、自分にとっても病院にとってもよい結果となるのです。

 

そうはいっても、「辞めるか続けるか」という重要な決断をするのは難しいです。「秋までに決められないかもしれない」と思う人もいます。

 

自分一人での判断が難しい場合には、悩みがあったら日頃から管理職に相談するよう意識してみましょう。

 

日常業務の中で伝えるのは難しいとしても、年に数回は「面談」という形式で師長と直接話せる機会があるはずです。このような機会に、「実は人間関係で悩んでいます」「仕事がうまくできずに困っています」などと相談してみましょう。

 

師長に言い出しにくければ、副師長でも教育係の先輩でも、誰でも良いです。日頃からヘルプを出しておくことで、仮に退職という方向になったとしても、退職に向けての相談がスムーズにできます。

 

退職したい旨の伝え方

 

退職を決意したならば、「師長に退職したい旨」を伝えます。

 

このとき、ほとんどの場合は師長から引き留めの言葉をもらいます。例えば、「あなたの受け持ちをもう少し軽くする」「人間関係については私(師長)も注意してみている」などです。

 

自分の抱えている問題について師長と話し合い、「もう少し頑張ってみようか」と思えたならば、そのまま今の職場で頑張る道を模索しましょう。

 

ですが、それでも「退職したい」という気持ちが消えない場合には、強い信念をもって「退職したいです」という気持ちを伝え続けることが必要です。

 

退職を報告した後の病棟での過ごし方

 

病院によっては、退職を決めてからすぐに退職の手続きを取れる病院もあります。

 

しかし現実的には、いつ退職を申し出ても、実際に退職できるのは年度末である病院がほとんどです。そのため、退職を決めてから実際に辞めるまでにはタイムラグが発生する場合が多いです。

 

そうなると、「退職するまでの数か月間どのように過ごそうか」という疑問が浮かぶと思います。

 

その答えは単純です。退職するまでの数か月間は、先輩からできるだけ多くのことを学ぶように意識しましょう。

 

例え退職後に今とは全く関係の無い職場で働くとしても、看護師として、社会人として学んだことは必ず生かせます。そのため、「もう辞めるんだからいいや」などとは決して思わず、最後まで学ぶ姿勢でいましょう。

 

「続けるか辞めるか」というのは、非常に大きな決断です。退職を選んだとしても、退職するまでにいくつかの段階を経る必要があります。

 

しかし、ここまで説明してきた方法で退職へと歩んでいけば、円満退職することができます。

 

思い切って「辞める」ということを相談し、新しいキャリアへの扉を開けましょう。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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