女の世界はいじめが多いって本当? 看護師社会におけるいじめの実情

女の世界はいじめが多いって本当? 看護師社会におけるいじめの実情

 

看護師として働こうと考えたときに、多くの人に共通する悩みがあります。それは「いじめられたらどうしよう」という悩みです。

 

看護師は女性が多い職業です。そのため、「女の世界はきっといじめが多いに違いない」と思う人がたくさんいるのです。

 

そこで今回は、看護師におけるいじめの実情についてお話していきます。

 

なぜ女の世界はいじめが多いと思われるのか

 

まずはじめに、「女性が多い職場」は本当にいじめが多いのかについてみていきましょう。

 

現実的には、女性が多い職場だからといって必ずしもいじめが多いわけではありません。確かにどろどろとした人間関係の職場もあります。しかし、明るく和気あいあいとした、働きやすい職場も多いです。

 

逆に、男性が多い職場でもいじめはあります。私の友人は消防士として働いていますが、男だらけの職場でも、職場によっていじめは存在すると言っていました。

 

このように、「女の世界はいじめが多い」「男の世界はいじめが少ない」とは必ずしも言い切れないのです。それにもかかわらず、なぜ女性の職場におけるいじめばかりクローズアップされるのでしょうか。

 

その理由は、女性の方が「みんなと一緒でいたがる」「本心を上手に隠す」という傾向があるからです。

 

女性の方が「みんなと一緒」でいたがる

 

一般的に、男性よりも女性の方が「みんなと一緒」でいることに安心感を抱きやすいです。

 

例えば、某有名テーマパークを想像してみてください。友人同士でおそろいのカチューシャを付け、同じ服装で歩いているのは、ほとんどが女性です。これは、女性の方が「みんなと同じでいたい」気持ちが強いことの表れなのです。

 

「みんなと一緒がいい」と思う気持ちは、悪いものではありません。ですが、これが行き過ぎてしまうと、少しでも集団の意思と外れたことをした人に対する風当たりが強くなる場合があります。そして、これが結果的にいじめにつながることもあるのです。

 

このように「みんなと一緒」を重要視するのは、中学生や高校生の頃がピークです。しかし、中には成人を過ぎて大人になっても「みんなと一緒」を重要視しすぎる人がいるのです。

 

このような人が力を振るっている職場では、どろどろとしたいじめが発生することがあります。

 

女性の方が本心を上手に隠す

 

男性同士の会話の中で、「男は単純だから」というフレーズは度々登場します。これは、男性の方が女性よりも感情をストレートに表現する傾向にあるということを指しています。

 

確かに、女性同士の人間関係では、感情をストレートに表現することは少ないです。女性の場合は、「嫌だな」「イライラする」と思ってもそのまま表情や態度には出さず、にこにことしていることが普通です。

 

これは、なるべく場を円満に保とうとする女性の心配りです。しかし、裏を返せば「本当は何を考えているのか分からない」とも言えます。

 

例えば、以下の話は、女性の人間関係のたとえ話としてよくあるものです。

 

喫茶店でAさん、Bさん、Cさんの3人が仲良く会話していました。ところが、にこにこと楽しそうに話していたにもかかわらず、Aさんが席を外した瞬間にBさんとCさんがAさんの悪口を言い始めました。

 

Aさんが戻ってきてからは、また何事もなかったかのように3人で仲の良い会話が始まりました。

 

この場面を第三者として見ると、「本心が分からなくて怖い」と感じます。そしてそれが、「女って怖い」につながっていくのです。

 

このように、女性には「みんなと一緒でいたがる」「本心を上手に隠す」という特徴があります。そのため、男性のいじめよりも「めんどくさそう」「陰湿そう」というイメージが広がってしまうのです。

 

看護師社会でいじめはあるのか

 

では次に、実際に看護師社会ではいじめがあるのかどうかについてお話していきます。

 

結論から述べると、いじめはあります。しかし、すべての職場でいじめがあるとは限りません。働く職場によって、いじめの有無は異なってくるのです。

 

例えば、私の友人Aが勤めていた病院では、ひどいいじめがありました。

 

当時新人だった友人は、先輩からいつも無視されていたそうです。その上「ナースステーションからは常に自分の悪口が聞こえる」「重症患者ばかりもたされる」などの、ひどいいじめを受けていたとのことでした。

 

一方、私の友人Bが勤めていた病院はいじめが全くありませんでした。

 

友人Bも当時新人だったのですが、先輩看護師が丁寧にフォローに入り、安心して仕事ができると言っていました。当然いじめはなく、和気あいあいとした雰囲気だったそうです。その友人は、1年目の秋に仲の良い先輩と旅行するほどに、職場に打ち解けていました。

 

友人Aも友人Bも、プライベートでは明るくて気が利く素敵な人物です。では、何がいじめの有無を分けたのでしょうか。

 

それは、就職した職場の雰囲気です。

 

友人Aが就職した病院は、新人教育に力を入れている病院でした。「入職したての頃はきついけれども、最初に頑張れば生涯に渡って役立つキャリアを身につけられる」という触れ込みで、大量の新人を採用する病院だったのです。しかし、内情は慢性人材不足のブラック病院で、有給はおろか公休すらも消化できていないほどでした。

 

劣悪な労働環境の中働く看護師達は皆、余裕がありません。そのため職場はギスギスとして雰囲気が悪く、先輩看護師達は新人看護師をいじめてストレス解消していたのです。

 

一方友人Bが就職した病院も、新人教育に力を入れている病院でした。しかし、友人Bの病院は「看護師が長く働き続けられる」という仕組み作りを何よりも大切にした病院でした。

 

そのため、労働環境は良く、皆自分の待遇に納得して働くことができていたのです。その結果病棟の雰囲気は良く、新人でも仲間として受け入れられていました。

 

この2つの事例から、看護師の職場でいじめが発生するか否かは職場次第であるという事実が分かっていただけたと思います。

 

いじめのない職場を選ぶために

 

いじめとは無縁で過ごせる一番の方法は、就職・転職する段階で職場選びを慎重にするということです。

 

いじめが多い職場には、以下のような特徴があります。

 

・慢性的に人手不足である

 

・残業が多い。また、夜勤明け、休日に強制参加のミーティングや勉強会がある

 

・働いている看護師の雰囲気が悪い

 

一方、いじめが少ない職場は以下のような特徴があります。

 

・ゆったりと働くことができる

 

・残業が少ない。きちんと残業代が支払われる

 

・「みんなで新人を育てよう」という風土がある

 

・働いている看護師の雰囲気が良い

 

これらの情報は、自分で得るのは難しいです。病院のホームページを見てもよいことしか書いていないため、実際にどうなのかは分かりません。

 

「すでにその職場で働いている友人がいる」などの理由で生の情報を得ることができれば一番良いですが、自分が興味のある職場で友人が働いている可能性は低いです。

 

そこで、自分が興味をもっている職場の詳細情報を得るために、おすすめの方法があります。それが、転職サイトのキャリアコンサルタントに相談することです。

 

転職サイトのキャリアコンサルタントは、独自に病院とのつながりをもっています。そのため、「病院の雰囲気」「働いているスタッフの様子」などを、驚くほど詳細に知っているのです。

 

実際に私も転職しようとしたとき、キャリアコンサルタントに相談したことがあります。すると、当時在籍していた病院の雰囲気や経営方針を私よりも熟知しており、とても詳しいアドバイスをもらえて驚きました。

 

いじめのない職場で生き生きと働くための最短ルートは、職場選びです。

 

そして、職場の内情を詳しく知るためには、キャリアコンサルタントに相談する方法があるということは覚えておきましょう。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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