「看護師に向いている人」と「向いていない人」の違い

「看護師に向いている人」と「向いていない人」の違い

 

看護師として働く中で、「自分は看護師に向いていない性格なのではないか」と考えてしまうことがあります。特に、インシデントを起こして落ち込んでいるときなどはこのような考えに陥りやすいです。

 

ですが、基本的に「看護師に向いている性格」「向いていない性格」というのは存在しません。まずはそのことから、詳しく考えていきましょう。

 

「看護師に向いている性格」というのは存在しない

 

世間一般的に、看護師に向いている人というのは「優しい人」であると言われることがあります。

 

これは、当たっている側面もあります。良い看護を実践したければ患者さんの立場に立って考えることが必須だからです。そのような意味合いにおいて、優しくて思いやりのある人は「看護師に向いている」と言えるのかもしれません。

 

ですが、優しく思いやりがある人というのは、状況によっては相手を思いやるあまり「優柔不断」である場合があります。また、「遠慮してはっきりと自分の意見を言えない」という場合もあるかもしれません。このような特性は、急変時や緊急時には向かないと言うこともできます。

 

このように人の性格というのは、例えば「優しい」という性格一つ取ったとしても、良い面と悪い面があるのです。そのため、「○○のような性格の人は絶対看護師に向いている」というセオリーは存在しません。

 

看護師として働いていくためには、まずは自分自身の性格を把握することが必要です。その上で、「自分のどのような点を看護に生かせるのか」や、「自分の性格上気をつけなくてはいけない点はどこか」を認識すればよいのです。

 

例えば私の場合は、「人の話を聞く」ということが得意でした。そのため、患者さんの目線に立って話を聞くこという得意分野を生かし、長期入院の患者さんの信頼関係を築くことができました。

 

逆に私は、「効率の良い働き方をすることが苦手」という短所がありました。優先順位を付けてテキパキと働くのが苦手だったのです。そのため、効率の良い働き方をするために、テキパキと働くのが得意な同期の動きを観察し、まねをしたりしていました。

 

このように、自分の得意分野を伸ばしながら、苦手な分野を少しずつ克服していけばよいのです。

 

看護師として働く上で注意すべきこと

 

完璧な人は一人もいません。どんな人でも、必ず短所があります。

 

ですが医療現場においては、その短所が存分に発揮されてしまった結果医療事故につながってしまうことがあります。

 

これから、看護師として働く上で注意すべき「短所」について説明していきます。私自身いくつか当てはまるポイントはありますが、「自分にも当てはまるかも」と思う人は注意してみてください。

 

忘れっぽい

 

物事をすぐに忘れてしまう「忘れっぽい」性格の人がいます。プライベートでは、「ちょっと天然」というだけで済む場合が多いため問題ないです。

 

ですが、看護師の現場では、忘れっぽさは医療事故につながってしまうことがあります。

 

例えば重要な抗がん剤投与の時間を忘れていたら、患者さんの治療スケジュールが大幅に変わってしまう可能性があります。時には副作用の出現などが起きることもあるかもしれません。

 

忘れっぽさへの対策

 

忘れっぽい人は、大事なイベントを絶対に忘れないように様々な工夫をしながら働きましょう。

 

例えば私の場合は、「絶対に忘れてはいけない治療はメモに赤字で書く」「やるべきことを書いた付箋を貼っておく」などの対策を取っていました。

 

このようにやるべきことを必ず視界に入れておくことで、うっかり忘れを防ぐことができます。

 

適当にやってしまう

 

また、何かをやる際、適当にやってしまう人も看護師として働くときには注意が必要です。

 

看護師として働くとき、日常業務や看護技術の大多数に「手順」が決まっています。この手順をきちんと決められたとおりにやることで、医療事故のリスクを最低限に抑えることができるのです。

 

ですが、「めんどくさいから」「何となくで大丈夫だろう」などという適当な気持ちで手順を守らないと、最悪の場合医療事故を引き起こしてしまうことがあります。

 

看護師として働くときには、「丁寧に」「手順通り」が大原則なのです。

 

適当にやってしまうことへの対策

 

適当な人は、「プライベートの自分」と、「仕事の自分」を分けて考えるようにしましょう。

 

私自身、プライベートはかなり適当です。細かい説明書なんて読んだこともない上に、「まぁいっか」「なんとかなる」という行き当たりばったりなところがあります。

 

ですが、仕事の時もこのままの勢いでいったら困ったことになってしまいます。医療機械の説明書も読まず、看護技術も「なんとかなる」と適当にしてしまっては大変です。

 

そのため私の場合は、プライベートの自分と仕事の自分ははっきり分けて考えていました。仕事の時には仕事モードで、普段の100倍くらい神経を使いながら、「丁寧に」「手順通り」を心掛けていました。

 

もともと丁寧な性格の人は苦労しませんが、そうではない人は、仕事中は努力して丁寧な仕事をする必要があります。

 

今挙げた「忘れっぽい」「適当」というのは、看護師として働く上で注意すべき「短所」となります。私のようにこのような短所をもっている人は、特に気をつけて働くようにしましょう。

 

それでは最後に、自分の性格や特性に合った職場の探し方について考えていきましょう。

 

自分に合っている領域を探す

 

看護師が活躍できる場所はたくさんあります。そのため、「自分は看護師に向いていないかもしれない」と思う人は、もしかしたら今いる領域が合っていないだけかもしれません。

 

例えば、クールでサバサバとした性格のAさんという人がいたとします。Aさんは物事を効率よく、テキパキとこなすのが得意で、どんなときも冷静に落ち着いています。ですが、ゆっくり人と会話したりするのは苦手です。

 

Aさんの場合は、ICUや救急外来などの救急領域が向いています。持ち前の冷静さやテキパキとした行動は、救急領域で大いに生きてきます。

 

逆に、優しくておっとりとした性格のBさんがいたとします。Bさんは、患者さんにゆっくり寄り添って話を聞くのが得意です。ですが、素早い動きやサバサバとした動きは苦手です。

 

Bさんの場合は、慢性期の病棟や老人保健施設などが向いています。患者さんと信頼関係を構築し、丁寧な看護を実践できる場があれば、Bさんの長所は大いに生きてきます。

 

「看護師に向いている性格」「向いていない性格」というのはありません。

 

ですが、「自分の性格に向いている領域」「向いていない領域」というのは確実にあります。今いる職場で居づらさを感じる人は、一度自分に本当に向いている領域はどこであるか、考えてみましょう。

 


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