嫌いな先輩看護師とうまく付き合っていく方法

嫌いな先輩看護師とうまく付き合っていく方法

 

看護師として働いていく上で、先輩との関わりは避けては通れません。中には、「どの先輩もみんな大好き」という奇跡的な職場もあるかもしれません。しかし現実的には、自分と相性の悪い先輩とも一緒に働かなくてはいけない場合がほとんどです。

 

そこで今回は、嫌いな先輩とうまく関係を築いて働いていくためにはどうしたらよいのかについて考えていきましょう。

 

嫌いな先輩と一緒に働くのはとても辛い

 

看護師は、コミュニケーションが必須の仕事です。看護師の職務を勧める上で、同僚の看護師とコミュニケーションを取らなくてはいけない場面はたくさんあります。

 

ざっと思い浮かべただけでも、「申し送り」「薬のダブルチェック」「リーダーへのレポート」「患者さんへのケア」など、顔を合わせて会話をしなくてはいけない場面が山ほどあるのです。

 

そのため、どんなに頑張っても、嫌いな先輩とのコミュニケーションは避けて通ることができません。そこが、看護師という仕事の辛いところです。

 

嫌われる先輩の特徴

 

「好き」「嫌い」というのは個人の価値観です。自分と相手の相性の問題もあります。そのため一概には言えませんが、後輩から「嫌いだな」と思われる先輩には以下のような共通点がある場合が多いです。

 

後輩に八つ当たりをする

 

看護師は、ストレスフルな職場です。そのため、働いている看護師は常に多くのストレスを感じています。

 

基本的には、自分のストレスは自分で解消するのが大人です。しかし中には、後輩などの立場の弱い人に八つ当たりすることでストレス発散してしまう人がいます。

 

例えば、「機嫌が悪いと無視をする」「忙しいとあからさまにイライラする」などです。私の友人が働いていた職場では、「イライラしてペン立てをひっくり返して帰って行った」という激しすぎる先輩看護師もいたそうです。

 

このように、自分の機嫌次第で八つ当たりをしてくるような先輩看護師は、後輩から嫌がられやすいです。

 

嫌みを言ってくる

 

先輩看護師は、後輩看護師に対して指導する機会が多くあります。そんなときに、いちいち嫌みのような発言をしてしまう先輩看護師も嫌われやすいです。

 

例えば、ナースコールを全く取らない後輩看護師がいたとします。この場合、「まずは用件を聞くだけでもいいから、ナースコールを取るようにしよう」と伝えれば後輩も納得できます。

 

しかし、「ナースコールも取らないなんて、ほんと自己中だね。今日は受け持ち4人しかいなくて暇なはずだよね?」などと言ってしまった場合には、言われた方はイライラします。そして、素直にアドバイスを聞けなくなっていまいます。

 

すぐに人の悪口を言う

 

多少の愚痴は、どこの職場にもあることです。しかし、ナースステーションでも休憩室でもいつも誰かの悪口を言っているような人は、後輩からも嫌われやすいです。

 

特に嫌がられやすいのは、後輩看護師の同期の悪口を言うことです。

 

親しい人の悪口は、聞いていて不愉快な感情しか沸きません。そして、「きっと自分も言われているんだろうな」と感じます。そのため、すぐに悪口を言う人は嫌がられます。

 

嫌いな先輩とうまく付き合っていくためには

 

プライベートであれば、嫌いな人とは完全に距離を置いてしまえば良いです。会わないようにすることで、自分のストレスを大きく減らすことができます。

 

ですが、看護師の職場ではそうもいきません。上述したとおり、看護師はコミュニケーションが必須の仕事だからです。

 

そのため嫌いな先輩がいたとしても、その職場で働き続ける限りはどうにか先輩とうまく付き合っていかなくてはいけません。それでは具体的にどうしたらうまく付き合っていけるのかについてみていきましょう。

 

自分からあいさつしよう

 

心理学には、相手に対して優位な立場に立つためには、自分から先に話しかけたほうがよいという法則があります。

 

「あいさつは重要」と言う言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、これは心理学的にも根拠のあることなのです。先にあいさつをすれば、それだけ自分を優位な立場に立たせることができるのです。

 

先輩と後輩という関係は、ただでさえ上下関係が発生しやすいです。ここで、相手から「○○さん(あなた)は自分より弱い立場」だと心の底で認識されてしまっては、八つ当たりの対象となってしまうことがあります。そのため、先手必勝でこちらからあいさつすべきなのです。

 

嫌いな先輩には、敢えて自分からあいさつするようにしましょう。それだけで、先輩と自分の関係が少しずつ変わってきます。

 

最低限のコミュニケーションは取るようにする

 

嫌いな先輩が同じシフトにいると、「顔も見たくない。話したくもない」と思うかもしれません。

 

ですが、看護師として働く上でコミュニケーションは必須です。先輩が苦手なあまり話しかけずにいたことがきっかけでインシデント等が起きることは、絶対にあってはならないことです。

 

そのため、例え嫌いな先輩であっても、「患者さんのため」と考えて話しかけるようにしましょう。もちろん、無理して長々と話す必要はありません。業務上必要な最低限の会話だけで十分です。

 

嫌いな先輩以外の人と接近する

 

嫌いな先輩がいると、どうしてもその人の一挙一動に目が行きがちです。

 

「また無視された」「こちらを見て何か言っている」と考えると、どんどんマイナスになり、職場に行くのが億劫になってしまうこともあります。

 

ですが、ここは一歩引いて冷静に職場を見渡してみてください。

 

職場にいるのは、嫌いな先輩だけではないはずです。話しやすい同期や、いつも陰ながらあなたを見守ってくれている先輩など、あなたの味方になってくれそうな人はたくさんいます。

 

そのため嫌いな先輩にばかり注目するのはやめて、自分が仲良くなりたい人に注目するようにしましょう。その方がずっとポジティブでいられる上に、職場に自分の居場所を作りやすくなります。

 

嫌いな先輩と関係がこじれてしまったら

 

嫌いな先輩がいても、表面的な問題が何も起きていなければまだ良いです。

 

しかし、例えば「相手があからさまに無視してくるようになった」「他の先輩と一緒に自分の悪口を言ってくるようになった」などのように関係がこじれてしまったら、別の対策を立てる必要があります。例えば、以下のような対策を立ててみましょう。

 

できる限り距離を置く

 

一度こじれてしまった関係は、そう簡単には元に戻りません。そんなときにはできる限り距離を置くことがおすすめです。

 

小さなことですが、「なるべく同じタイミングで休憩室に入らない」「申し送りの時などになるべく遠くにいる」などの工夫をすることで、物理的に距離を置きましょう。冷却期間を置くことで、関係がこれ以上悪化することを防ぎます。

 

そうはいっても、同じ職場で働いている限り顔を合わせる機会はどうしてもでてきます。その場合は、必要最低限の会話のみに徹しましょう。

 

管理職に相談する

 

関係がこじれてしまい、日常業務にも支障を来しそうになってしまったら、看護師長や看護副師長などの管理職に相談することもおすすめです。

 

「そんなことで相談するのか」と気が引けるかもしれませんが、職場のスタッフをマネジメントするのも管理職の立派な仕事です。思い切って相談し、可能であれば「しばらく同じシフトは避けてもらう」「関係修復の対策を取ってもらう」などをしてもらいましょう。

 

職場を変える

 

最終手段は、職場を変えることです。どうしも関係が修復せず、ストレスがたまってしまう一方であれば、そのストレス源から逃げるために職場を変えることは最も有効な方法です。

 

実際に私の友人でも、一人の先輩看護師との折り合いが悪いことが原因で退職した人がいました。退職直前、彼女は「先輩がいるから病棟に行くのが怖い」と話しており、実際にその先輩がいる日だけはストレスでミスを連発してしまったそうです。

 

彼女は転職後、雰囲気の良い予防医療のクリニックに就職し、今では自分らしく働くことができています。

 

ただ、転職先の職場の雰囲気についてあらかじめ把握することは、自分一人の力では不可能です。しかし、看護師専門のキャリアコンサルタントに相談すれば、「働く看護師の年齢」「師長の性格」「職場の雰囲気」などを就職する前に把握することが可能であるということは覚えておいてください。

 

嫌いな先輩と自分の相性が悪い原因は、先輩側にもあります。しかし、先輩の性格を急に変えることはできません。

 

先輩を変えるよりも、自分が変わった方が簡単です。今回お伝えした方法を試し、嫌いな先輩への対策を模索してみましょう。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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