看護師必見! 怖い先輩看護師への対応法

看護師必見! 怖い先輩看護師への対応法

 

看護師として働く中で、一度は「怖い先輩」に遭遇したことがあるのではないでしょうか。

 

「怒り方が怖い」「指導が厳しい」などの怖い先輩がいると、萎縮してしまいます。その結果、職場に行くのが憂鬱になってしまうことさえあります。自分が働く職場に通うのが億劫になる。これは、とても辛いことです。

 

そこで今回は、怖い先輩とうまく付き合っていく方法についてお伝えしていきます。怖い先輩看護師への対応法を知ることで、憂鬱な気持ちから少しでも解放されましょう。

 

まずは、なぜ先輩看護師の中で「怖く」なってしまう人がいるのかについて考えていきましょう。

 

先輩看護師は、なぜ「怖く」なってしまうのか

 

「怖い」と誰からも恐れられている先輩であっても、最初から怖かったわけではありません。今や怖い先輩も新人看護師の頃は、優しく謙虚であった場合が多いです。ではなぜ、働いているうちに先輩看護師は「怖く」なってしまうことがあるのでしょうか。

 

自分自身が厳しい教育を受けて育ったから

 

まずは、自分自身が怖い先輩から厳しい指導を受けて育ってきたということが挙げられます。

 

今の先輩達が新人だった頃、看護師の職場は今よりもっと体育会系の気質がありました。そのため、看護師の職場では「先輩は怖くて当たり前」「厳しい指導を受けてこそ成長する」という考えを持つ人も多かったのです。

 

これは、実際に私の先輩が話していたことでもあります。先輩が新人だった頃は、「先輩は雲の上の存在だった」「先輩が怖すぎて、自分から話しかけるなんてとんでもないことだった」「看護技術は手取り足取り教えてもらうのではなく、先輩の技を見て盗むものであると教わった」という雰囲気だったそうです。

 

そのため、そのような指導を受けて育った先輩は、自然と自分自身が育ててもらったときと同じ方法で後輩を指導してしまうことがあるのです。先輩自身には悪気がない場合も多いです。ですが、結果として「怖い先輩」になってしまうのです。

 

仕事が忙しく、余裕がないため

 

また、「業務量が多い」「人手不足」などの理由で仕事が忙しくなると、先輩自身にも余裕がなくなって怖くなってしまうことがあります。これは、私自身にも経験があります。

 

私は後輩指導をする際、「感情的に怒らない」ということを意識していました。そして、実際にいつもはそのように指導しているつもりでした。

 

ですが、ある時非常に忙しい夜勤がありました。患者さんも多くて重症度も高いにも関わらず、夜勤の看護師が1、2年目ばかりという夜勤だったのです。この日、私は夜勤リーダーをしていました。

 

勤務開始前、私は1年目看護師に「点滴している患者さんは、点滴漏れがないかベッドに行くごとに確認してね」と伝えていました。しかし、1年目看護師はベッドサイドに行っても点滴漏れの確認を怠っていたため、結果として準夜間帯で3人の患者さんの点滴が漏れてしまっていたことがありました。

 

こんな時、私自身に余裕があれば「もっとこまめに1年目看護師に声を掛ける」「冷静に客観的に指導をする」ということができました。ですが余裕のなかった私は、「点滴はしっかり確認してって伝えたよね!!」と感情的に怒ってしまいました。このときの私は、かなり怖い先輩だったと思います。

 

このように、忙しい日というのは先輩看護師自身にも余裕がなくなってしまいます。その結果、キツい言い方や厳しい指導になってしまうこともあります。

 

ミスを起こしたときの怖さを知っているから

 

また、先輩が怖くなる原因として、これまでの経験から看護師という仕事の厳しさを知っているからということも挙げられます。

 

看護師が働いていく上で一番怖いことは、先輩に怒られることではありません。自分がミスを引き起こし、患者さんに影響を及ぼしてしまったときは、足下から崩れ落ちるような恐怖を感じます。

 

私自身、看護師として働いているときにはとても怖い体験をしたことがあります。

 

当時3年目だった私は、人工呼吸器着用中の長期入院の患者さんを受け持っていました。ところがある日、リハビリをしようとして患者さんの体勢を変えたとき、人工呼吸器のチューブが引っ張られて事故抜去されてしまったのです。

 

その患者さんは自発呼吸ができないため、呼吸器が外れている間は呼吸ができないことになります。幸いにもすぐにチューブは再挿入され事なきを得ましたが、「もしこのまま呼吸が止まってしまっていたら」と考えると本当に恐ろしい出来事でした。
このことをきっかけに、私は今まで先輩に指導されてきた「ベッド周りをすっきりさせておくことの大切さ」「手順を守ることの大切さ」が身にしみて分かりました。そして、後輩に指導するときにも、今までよりも厳しい目で見るようになりました。私と同じような怖い思いをしてほしくないからです。

 

先輩は、ただ感情的に怒っているだけではありません。自分自身がたくさん怖い思いをしてきて仕事の厳しさを知っているからこそ、厳しい指導になることもあるのです。

 

若い看護師が怖い先輩看護師に萎縮してしまう理由

 

先輩看護師達は、自分自身もたくさん怒られてここまで育ってきています。「怒られる」「厳しく指導される」というのが当たり前の風土で育った人も多いため、先輩が怖いということに違和感を覚えない人も多いです。

 

ですが、新人看護師として初めて社会人になった人は、これまで人に怒られたり、厳しく指導をされたりといった経験が少ない場合があります。そのような人が社会人になっていきなり怒られると、萎縮してしまい、必要以上に落ち込んでしまうことがあります。

 

実際に、私自身がそうでした。

 

私は今まで厳しい上下関係を経験したこともなく、厳しい指導を受けたこともありませんでした。いわゆる「ゆとり」です。そのため、就職していきなり怒られたときには衝撃を受け、必要以上に「先輩怖い」と考えて萎縮してしまっていたことがありました。

 

たくさん怒られ続けた結果今ではすっかり慣れましたが、「怒られる」ということに慣れていないことも、先輩は怖いと感じる原因の一つなのです。

 

怖い先輩看護師とうまく付き合っていく方法

 

それでは、怖い先輩看護師とどのように付き合っていけば良いのかについてお伝えします。

 

怒られても、必要以上に落ち込みすぎない

 

先述したとおり、今は「怒られる」ということ自体あまり経験したことのない人が多いです。ですが、看護師の職場では「怒られる」「厳しい指導を受ける」ということは日常茶飯事だと考えておいた方が良いです。

 

そのため、怒られたとしても必要以上に落ち込まないことが重要です。指導された内容だけ「今後は気をつけよう」と心に留めておき、それ以外のことは忘れてしまいましょう。

 

「もうあの先輩に嫌われたかも」「私はダメな人間なんだ」と落ち込む必要は全くありません。みんな怒られて育っているのです。

 

きちんとあいさつをする

 

「○○さんは怖い」と一旦意識してしまうと、苦手意識から、その先輩になるべく近づきたくなくなります。

 

苦手な先輩看護師に無理に近づく必要はありません。ですが最低限、あいさつは自分からするようにしましょう。

 

特に今の先輩世代は、体育会系の気質の中で育っている人が多いです。そのため、どんなに苦手な人でも自分から「おはようございます」とあいさつすることで、「あいさつできる子なんだな」と思ってもらえ、良い印象を与えることができます。

 

また、教えてもらったときの「ありがとうございます」や、仕事を終えて帰るときの「お疲れ様です」のあいさつも忘れないようにしましょう。

 

早く仕事を覚えられるように頑張る

 

仕事ができる看護師を悪く言う人はいません。今は怖い先輩でも、あなたの仕事が一人前にできるようになったとき、あなたを認めて一気に仲良くなる場合も多いです。

 

そのため、職場の中でよい人間関係を築きたければ、まずは仕事がしっかりできるようになりましょう。

 

「怖い」と「パワハラ」は違う! パワハラ先輩には注意する

 

ここまで怖い先輩への対処法についてみてきましたが、注意すべきことがあります。それは、「怖い先輩」と「パワハラをする先輩」は違うと言うことです。

 

「パワハラ」は、「パワーハラスメント」の略です。パワーハラスメントとは、簡単に言うと「立場の強い人から弱い人への嫌がらせ、いじめ」を指します。

 

パワーハラスメントには、以下のような例があります。

 

・ナースステーションで他の同僚がいる前で、「あなたは本当に仕事ができない。看護師には向いていない」などと無能扱いする言葉を投げかけられた

 

・自分の能力を遙かに超える仕事を押しつけられた

 

・先輩がミスをしたにも関わらず、自分が報告書を書くことになった

 

・あいさつをしても無視される

 

このような状況がみられたら、「怖い先輩」の域を超えています。これは立派な「パワハラ」です。ここまでいくと自分一人だけの力では解決困難であるため、必ず看護師師長や看護副師長などの管理職に相談し、問題の解決を図ってもらいましょう。

 

万が一、度々問題の解決を訴えても問題が解決されない場合には、職場を変えるというのも一つの方法です。

 

パワハラは、被害を受けているうちにどんどん精神的なダメージがたまっていきます。最悪の場合、うつ病の発症などを引き起こしてしまう可能性があるほど危険なのです。

 

例え怖い先輩であっても、自分のことを想って指導してくれているのであれば、先述したような方法を試しながら先輩と付き合っていきましょう。ですが、明らかに指導の域を超えている場合には、自分自身を守る方法を一番に考えていくべきです。

 


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