看護師職場のいじめの解決法:「無視」「陰口」「聞こえるような悪口」

看護師職場のいじめの解決法:「無視」「陰口」「聞こえるような悪口」

 

いじめなどあってはならないものです。ましてや、いい年の大人が「無視」や「陰口」などの子どもじみた行動をするのは、非常に情けないことです。

 

しかし残念なことに、そのような子どもじみた「いじめ」をしてくる人も、中にはいます。

 

これがプライベートな人間関係であったならば、いじめをしてくるような人とは距離を置けば良いです。ですが、それが職場の人間関係の場合には、距離を置くことがなかなかできません。そのため、なにかしらのいじめ対策をする必要がでてきます。

 

今回は、看護師職場で、「無視」「陰口」「聞こえるような悪口」が起きた場合のの対応法を説明していきます。

 

原因は「職場の雰囲気の悪さ」

 

まずは、「そもそもなぜいじめが起きるのか」について考えていきましょう。

 

「いじめ」に関しては、近年さまざまな調査研究がなされています。

 

それにより分かったことは、いじめは加害者のストレスが引き金となって発生するという事実です。

 

看護師は、「不規則なシフト」「精神的な負担の大きさ」「常に緊張感を強いられる」などの理由により、ストレスのたまりやすい職業です。ただでさえストレスがたまる上に、働いている職場の労働環境が悪ければ、ストレスは増大されます。

 

ストレスの大きい職場は、雰囲気が悪いです。そして、雰囲気の悪い職場では、ふとしたきっかけでいじめが起りやすいです。いじめはターゲットを変えて繰り返されるため、このような職場にいる限りずっといじめ問題に悩まされる可能性があります。

 

そのため、いじめが発生するような雰囲気の悪い職場で、個人的にいじめ解消の努力をしてもうまく解決に至らない人は、無理せず今の職場を離れることを検討してみてください。

 

なぜなら、「人手不足の解消」「業務量の改善」「大幅な人事異動」「管理職による職員の意識改革」「看護師のストレス管理体制の確立」など、組織全体の抜本的な改革がなされない限り、その職場でいじめが続く可能性が大きいからです。

 

しかし、そうはいっても、「今すぐに離職する」ということが難しい場合もあります。

 

その場合は、以下の方法を実践しましょう。

 

「無視」への対応法

 

恋人とけんかしたときに「口をききたくない」と無視をするのは理解できます。プライベートな場面であり、二人の信頼関係がある上での行動だからです。

 

ですが、人の命を預かる医療現場で「無視」をするのは、看護師として絶対にやってはいけない行動です。

 

チームで働く医療現場では、コミュニケーションによる情報共有が重要です。そのため、相手を好きか嫌いかに関わらず、コミュニケーションを取らなくてはいけません。これは、看護師として働く上での職務ともいえます。

 

「相手が嫌いだから」「むかつくから」などの理由で無視してくるような人は、チームで仕事をする看護師としての資質を疑わざるを得ません。

 

しかしそうは言っても、無視をしてくるような人と一緒に仕事をしなければならない場合には、以下のような方法を試してください。

 

必要なことだけはきっちり伝える

 

無視されると、相手に話しかけにくくなります。なぜなら、「話しかけてもどうせ無視されるだろう」という不安を感じるからです。

 

プライベートな場面では話しかけなくてよいです。しかし、仕事中は、必要なこと・重要なことだけきっちり伝えるようにしてください。

 

看護師の仕事は、看護師同士でコミュニケーションを取らなくてはいけない場面が多くあります。そんなとき、「話しかけにくいから」という理由で重要なことを伝えないでいると、患者さんの命に関わってきてしまう場合があります。

 

どうしても話しかけにくい場合は、重要事項を書いたメモを渡してもよいです。

 

とにかく、絶対に業務に支障を来さないように、職務上必要なコミュニケーションは確実にとっていくいく必要があります。

 

看護師長・副師長に相談する

 

「無視」によるコミュニケーション不足は、医療事故のリスクを高めることもあるほど重大な問題です。

 

そのため、「無視される」という現状を看護師長や副師長などの管理職に相談するというのは、ぜひともやるべき行動です。

 

管理職は、スタッフをマネジメントする立場にあります。そのため、無視してくるような看護師への対応は、管理職が必ず対応しなくてはいけない仕事になります。

 

「陰口」への対応法

 

陰口は、最も頻繁に見られる行為です。

 

陰口を言っている方は日頃のストレスを解消することができてすっきりするかもしれません。しかし、言われている方はもちろん、聞いている方もいい気持ちはしません。

 

陰口の対応法は、「同調せずに受け流す」に限ります。

 

同調せずに受け流す

 

ここでのポイントは、同調しないということです。例えば、以下のような会話があったといます。

 

同僚A:「○○さん、本当仕事できないよね。一緒に働いてるとイライラする。」

 

同僚B:「この前なんて、患者さんからクレームも来てたよ。同じシフトになりたくないわ。」

 

このような会話があったとき、あなたがすべきことは「発言しない」です。

 

仮に、心の中で「確かに○○さんにはそのようなところがあるな」と思っていたとします。しかし、同調して「私もそう思う!」と言った時点で、あなたは陰口を言う他の同僚と同じレベルになってしまいます。

 

もしも発言を求められたときには、「そうなんだぁ」などと、適当に流しておきましょう。

 

陰口を言われても「気にしない」

 

また、あなたが陰口を言われた場合には、気にしないのが一番です。

 

看護師のようにストレスフルな職場では、「今まで陰口を言われたことがない」という人は存在しません。どんな人でも、一度は陰口の対象になっています。

 

実際に私も、新人の頃陰口を言われていました。自分が陰口を言われていると知ったときはショックでしたが、私の陰口を言っている人が他の人のことも悪く言っているのを聞いて、「全員陰口を言われているんだな」と悟りました。

 

その一方で、私を育ててくれようとしている先輩看護師もいました。

 

そのため、陰口を言われてもあまり深刻にとらえず聞き流し、自分を支えてくれている人のことを思うようにしましょう。

 

「聞こえるような悪口」への対応法

 

最後は、聞こえるような悪口への対応法です。

 

看護師の中には、わざと相手に聞こえるように悪口を言う人がいます。

 

「聞こえるような悪口」とは、例えば相手が2mくらいのところにいるのにも関わらず、「○○さんはまだバイタルチェックも終わってない。本当遅いわ」などと言うことです。

 

言われた方としては「直接言ってくれればいいのに」と思いますが、直接言わないところが困ります。直接言われないことで、面と向かって現状説明や反論がしにくくなるからです。

 

聞こえるような悪口は聞き流す

 

自分に聞こえるような悪口を言われたときは、聞き流すようにしましょう。

 

相手は、面と向かって指摘する勇気も無い臆病な人なのです。そのため、「また何か言っている」くらいに考えて聞き流すのがよいです。

 

いじめに対する最善の対応法は、職場を変えること

 

これまで「無視」「陰口」「聞こえるような悪口」の対応法について書いてきました。

 

先述したように、いじめがあるような職場は、抜本的な改革をしない限りはいじめはなくならないのです。自分がターゲットじゃなくなったとしても、新しく入ってきた後輩がターゲットになったりと、いじめは標的を変えて繰り返されます。

 

そのため、いじめに対する対応法の一つは、職場を変えることだと言えます。

 

自分が今いる職場だけがすべてではないのです。看護師の働き先は、多種多様です。

 

一般的に、「条件がいい職場」「モチベーションが高い看護師の多い職場」「人間関係の良い職場」などはいじめが少ないと言われます。

 

働いたことのない職場についての情報は、なかなか得られないものです。「実際に働いている人から話を聞く」「自分が患者として病院に行ってみる」などの方法で情報を得ることはできますが、かなり労力がかかります。

 

しかし実は、労力を掛けずに「職場の雰囲気」などの「働いたことのない職場」の情報を手に入れることができる方法があるのです。それは、転職サイトのキャリアコンサルタントに相談することです。

 

キャリアコンサルタントの利用は、いじめのない職場で働くための最短ルートです。

 

いじめ問題を解決し、心から楽しく看護を実践できるように、キャリアコンサルタントに相談する方法があるということを覚えておきましょう。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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