看護師就職の「不採用」は自分を否定されたわけではない

看護師就職の「不採用」は自分を否定されたわけではない

 

これからいよいよ就職・転職活動をしていく人が感じる不安に、「もし不採用だったらどうしよう」ということがあります。

 

この気持ちは理解できます。自分が興味を持ち、「ぜひ働きたい」と思ってエントリーした病院や診療所に不採用と言われることはとても悲しいことです。まるで、好きな人にフラれてしまったかのような喪失感に襲われることもあるかもしれません。

 

そして、多くの人は不採用だった場合「自分に能力がなかったからだ」「自分が悪かったんだ」「自分が……」と、自分を責めてしまいます。

 

しかし、実は不採用だからと言って自分を責める必要は全くありません。今回は、就職活動を始める前の心構えとして、病院と看護師の相性について説明していこうと思います。

 

「自分に合った職場」を見つけるための3つの要素

 

人は誰しも、「自分に合った職場で働きたい」と考えます。自分の能力を最大限生かせる上に、周りのスタッフからも信頼されながら、自信をもって働ける場所を望むのです。

 

しかし、ただやみくもに職探しをしても、自分に合った職場はみつかりません。

 

そこで、就職活動で「自分に合った職場探し」をする前に知っておいてほしいことがあります。それは、私たちが「自分に合った職場」を見つけるためには、3つの要素が必要であるということです。

 

その3つの要素とは、「自分の興味があるか」「自分の能力があるか」「職場で求められるニーズを満たしているか」です。

 

例えば、ICUでバリバリ働いてきた看護師歴10年目の人がいたとします。その人が引き続き病院勤務に「興味」をもっていたならば、どこに就職しても高い「能力」を生かすことができます。病院側から見ても、これほどのキャリアのある看護師の就職は大歓迎となるでしょう。

 

しかし、もしもその人が医療業務ではなく「一般事務職に興味がある」といったらどうなるでしょうか。その人の興味は事務職にあったとしても、パソコンスキルなどの能力が伴っていなければ、企業側から求められるニーズを満たせないために、不採用となるかもしれません。

 

これは極端な例ですが、「自分に合った職場探し」とは興味・能力があるだけでなく、事業者側のニーズと合致していなくてはならないのです。

 

自分に合った職場探しの3つの要素、「興味」「能力」「ニーズ」を覚えておいてください。

 

就職活動はお見合いのようなものである

 

就職活動をする際、「就職活動はお見合いのようなものである」ということばを聞いたことがある人もいると思います。

 

これはわかりやすい言葉のようですが、具体的にどこが「お見合いに似ているのか」わかりにくいです。そこで、上述した「興味」「能力」「ニーズ」の考え方をもとに、考えてみましょう。

 

「自分に合った職場探し」をするためには、「自分の興味のある領域」で、「自分の能力を生かすことができ」、なおかつ「事業所に求められていること」という3つの要素が必要でした。つまり、いくらすばらしい能力を持っていたとしても、その能力が事業所に求められていなくては「自分に合った職場」とはいえないのです。

 

例えば、管理人(=私)は小児看護を5年経験しています。5年の経験というのはひとまとまりなので、もしも私が再び「小児科」「小児クリニック」などへの就職を希望すれば、高い確率で採用されると思います。むしろ大歓迎されるかもしれません。

 

これは、「興味」「能力」「ニーズ」をすべて満たしているからです。私の希望と相手の希望がすべて合致しているため、お見合い成立の可能性は高いでしょう。

 

しかし、全く経験の無い「産業保健師」への就職だったらどうでしょう。産業保健師は成人への保健指導を仕事にしています。私は経験がないため、もし他の応募者の中に「成人領域でばりばり働いてきた」という人がいたら、「不採用」となるかもしれません。

 

この場合、私に「興味」があっても「能力」が少し足りないということと、企業側のニーズを満たしきれていなかったことが原因となります。お互いの希望が合わないために、お見合い不成立となる可能性があります。

 

この例から見ても分かるように、「採用か」「不採用か」というのはあくまで相性やタイミングの問題であって、私たちの力ではどうにもならない場合があります。

 

決して、私たちが「人間的に問題があるから」「欠けたところがあったから」不採用になったのでは無いのです。

 

これから先、就職活動をしていくと、不採用になることもあるでしょう。そんなときは、不採用を「もっと自分に合う職場に出会うために仕方の無い経験だった」と割り切ってください。

 

恋愛と一緒です。悲しい別れがあった後には、きっと素敵な出会いが待っています。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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