看護師面接の際に「聞かれること」と「答え方」の具体例

看護師面接の際に「聞かれること」と「答え方」の具体例

 

看護師が就職・転職するにあたり、面接は避けて通れません。しかし、「面接には自信があります」という人は100人中1人くらいのものではないでしょうか。

 

むしろほとんどの人は面接を苦手に感じていると思います。

 

そこで今回は、看護師が就職・転職する際によく聞かれる質問と、それに対する答え方について説明していきます。「自分だったらなんと答えるだろうか」と想像しながら、読み進めてみてください。

 

よくある質問@ 当院に応募した動機を教えてください

 

「なぜうちの病院に応募してきたのか」という質問は、必ずされます。なぜなら、採用担当者が最も重視することの一つだからです。

 

逆の立場で考えてみてください。あなたが採用担当者だったとします。すると、あなたは「なんでこの人はたくさんある病院の中でうちを選んだのか」ということが気になると思います。

 

このとき、ただ自分の熱意だけをアピールしてはいけません。この質問に答えるときのポイントは、「病院の特徴」「自分の経験をどう生かせるか」の2点をアピールすることです。

 

例えば、以下のようになります。

 

私は、総合病院の内科病棟で3年間勤務していました。その中で、自宅に帰った後の患者さんや家族を支える必要性を強く認識するようになりました。そして、いつかは訪問看護ステーションで働いてみたいと考えるようになりました。

 

貴院は、訪問看護をするにあたり、「1人の患者さんに対して1人の看護師が担当する」というプライマリー制度を採用しています。これは、患者さんや家族に大きな安心感を与える制度です。そして、私が理想とする在宅医療の形でもあります。

 

私は今まで臨床で培った看護技術や患者さんへの対応力を生かしながら、貴院のスタッフの一員として在宅看護を実践していきたいと希望し、応募させていただいた次第です。

 

訪問看護ステーションはたくさんあります。しかし、この例文のように「プライマリー制度を採用している貴院に魅力を感じた」ということをアピールすれば、採用担当者の心に響く言葉になります。

 

また、今までの経験についても話すことで、「自分の経験をどう生かせるか」について相手に具体的に想像させることが可能です。

 

面接の時には、答えを一字一句暗記する必要はありません。今回の「応募動機」に関して言えば、「病院の特徴」「自分の経験をどう生かせるか」の2点だけをしっかり考えておきましょう。

 

そこだけ語れれば十分です。

 

よくある質問A 前職を退職した理由について教えてください

 

これは、転職した場合によく聞かれる質問です。

 

退職理由に関する質問に関する答え方は、退職理由によって「正直に話した方が良い場合」と「言い方を工夫した方が良い場合」に分けられます。

 

退職理由が「育児」「介護」「療養」の場合

 

退職理由がこれらに該当する場合は、正直に伝えるようにしましょう。なぜなら、これらは現実としてあなたが直面している問題だからです。

 

就職すると、その職場とは長い付き合いになります。いつもは何もなくても、「子どもが熱を出した」「自分の持病が悪化した」などの理由で休まなくてはいけなくなる場合もあります。そのため、自分が抱えている問題というのは正直に伝えた方がよいのです。

 

ただし、「○○という問題があります」とだけ伝えてしまうと、相手は不安に感じてしまいます。そのため、その問題に対して自分はどう対応しているかについてもしっかり述べなくてはいけません。

 

例えば、以下のようになります。

 

前職は、育児のために退職しました。子どもが0歳で小さく、総合病院で夜勤をしながらの仕事は困難であると判断したためです。

 

現在、子どもは3歳になりました。保育園も決まり、私の両親の援助も受けることが可能になっています。

 

このように、現在の状況もしっかり伝えることで、相手に安心感を与えることができます。

 

退職理由が「人間関係」「待遇」の場合

 

実際に、これらの理由で退職する人は多いです。しかし、ありのままにこれらの理由を話すと、あなたの印象が悪くなってしまうことがあります。

 

例えば、あなたが前の職場の待遇に我慢できず、退職したとします。そんなとき、仮に事実だったとしても「前の病院はひどいブラック病院で、残業代も出ず……」などと言ってしまっては、いい印象になりません。

 

退職理由が「人間関係」「待遇面」だった場合には、「キャリアアップのため」などの理由を強調しましょう。

 

よくある質問B 当院で何をやっていきたいか

 

「当院で何をやりたいですか」と聞かれたときには、今までの経験を踏まえた上で話すようにしましょう。話に説得力が増します。

 

例えば、以下のようになります。

 

私は、看護学生時代の実習で、統合失調症の患者さんを担当しました。

 

その患者さんを受け持つ中で、「精神疾患をもつ患者さんが社会復帰することの難しさ」を感じたと同時に、「毎日の日常生活自体が治療となっていくことの奥深さ」を感じました。

 

私は地域の精神科病院の中核を担っている貴院で、精神科看護師としての基本的な知識、技術を学んでいきたいです。その上で、非常に難しいテーマではありますが、患者さんが自分らしさを失わずに社会復帰していくにはどうしたらよいかについての研究を進めていきたいと考えています。

 

仮に看護師経験が無くても、今までの経験を話すだけでも説得力がぐっと増します。

 

よくある質問C 最後に、何か質問はありますか?

 

面接の最後に聞かれる質問です。

 

「ようやく面接が終わる」と緊張感がゆるみ、「ありません」と元気よく答えてしまいそうなところですが、それではいけません。なぜなら、面接官に「熱意が足りない」と思われてしまうことがあるからです。

 

だからといって、一番気になる「残業はありますか?」「給料は……」などの待遇面を聞くのも、良い印象は与えられません。

 

では何を聞けば良いのでしょうか?

 

正解は、「入るまでに勉強しておくことは何ですか?」という質問です。

 

何を勉強しておくかについては、実際に気になる部分であると思います。勉強内容についての情報を得ることができると同時に、「熱意があるな」と受け取ってもらえることも多いため、おすすめの質問です。

 

ここまでみてきて、看護師面接時によくある質問について理解できましたでしょうか。

 

面接の答えは、一字一句暗記しなくてもよいです。そうではなく、「自分の今までの経験をどう生かせるか」についてしっかりと考えておくことにしましょう。

 

今までの自分の経験を整理して、自分の言葉で話すことが出来れば、それだけで他の人にはまねの出来ない受け答えをすることが可能です。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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