体験談から学ぶ看護師「単発」の仕事

 

看護師の雇用形態には、「常勤」「非常勤」「派遣」のほかに「単発で働く」という選択肢があります。

 

単発で働くことには、「福利厚生等の待遇はその他の雇用形態よりも悪い」「毎回勤務場所が変わるため、慣れるのが大変」などのデメリットがあります。しかし、「自分のスケジュールに合わせて働くことができる」「高単価の求人も多い」など多くのメリットもあります。

 

そのため、単発の求人に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、管理人が実際に体験した「単発」の仕事について述べていきます。ぜひ、単発の仕事をする際の参考にしてみてください。

 

特別支援学校における球技大会の看護師

 

特別支援学校で行われた球技大会における救護員の求人です。ちなみにこの求人は、所属していた病棟に直接求人募集がかかったものでした。

 

主な業務は、「傷病者への対応」「記録」「救護物品の管理」などです。

 

そのとき私は小児科病棟における看護師歴3年で、小児科救急外来での勤務は数えるほどしかしたことがない程度でした。そのため、「何かあったときに対応できなかったらどうしよう」と、とても不安でした。

 

しかし実際は、このような不安は感じる必要はありませんでした。確かに看護師は自分一人でしたが、周りには経験豊富な「校長先生」「副校長先生」「担任の先生」たちがいたためです。

 

看護師は看護のスペシャリストであるため、基礎的な救護の技術は持っていなくてはいけません。しかし現場の先生たちもこれまでさまざまな経験をしてきている人が多いため、学校で起こりうるトラブルはたいてい経験してきています。

 

そのため、学校現場で起こりうる怪我、事故に関しては彼らの方が経験値は上である場合もあり、看護師が必ずしもすべての対応をしなくてはいけないわけではありませんでした。

 

学校現場で起こるトラブルを自分以外の人とも共有し、解決するという姿勢は、ツアーナースにも共通したものだと思います。

 

そのため、救護員の仕事やツアーナースをする場合には、あまり自分の知識・経験ばかりを意識するのでなく「周りの人といかにコミュニケーションをとりながら業務を行うか」を意識した方がよいでしょう。

 

私が経験した救護員の仕事は9:00〜15:00までで、待遇に関しては昼食付きで1万5000円と、非常に高単価でした。

 

また、いつも病棟でたくさんの看護師の中で働いている時と異なり、「看護師が1人」という自分の専門性についてより意識させられる仕事をしたことにより、「自分に足りない知識・技術は何か」と振り返るよい機会になりました。

 

喘息をもつ子どものプール教室における救護員

 

この求人も、直接病棟に看護師募集がかかったものです。

 

喘息の症状を改善させるためには水泳が効果的であるといわれているものの、喘息発作の既往がある子どもが、水泳など呼吸器に負荷のかかる運動をするときには、注意が必要になります。

 

そのため、喘息をもつ子どものプール教室における救護員の仕事を、医師1名、看護師1名の2人体制で行いました。

 

業務は「水泳前後にピークフローの測定を行う」「ピークフローの記録を行う」「聴診(医師)」「緊急時の対応」です。

 

このとき私は小児救急外来も経験済みであったため、事前に喘息発作時の対応について勉強してから臨みました。

 

また、持病のある人が運動を行う場合、何かあったときに重大な事態へとつながりやすいです。そのため、何かあったときにスムーズな連携が図れるよう、担当の医師とはしっかりコミュニケーションをとろうと心がけながら業務を行っていました。

 

拘束時間は2時間、報酬は1万円と、非常に高単価な仕事でした。

 

このように、単発の仕事は、普段はなかなか経験できない仕事を行うことで自分の経験値を上げることができます。また、高単価な仕事が多いため、経済的にも非常にありがたいことが多いです。

 

今回例に挙げた仕事以外にも、単発の求人は無数に存在します。そのため、未経験な領域における求人であっても、興味を持った仕事があればまずはトライしてみることをおすすめします。

 

また、どのような単発の仕事をすることになっても、大事になるのは周りの人とのコミュニケ−ションです。

 

病棟ではいつもの慣れたスタッフとともに、あうんの呼吸で緊急時の対応を行うことができますが、単発の仕事ではそうはいきません。そのため、単発の仕事をする際には、普段以上に周りの人とのコミュニケーションを意識しながら業務を行うことが必要です。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



注目の人気記事


・キャリアプランの考え方

「病院」や「診療所」はもちろんのこと、看護師には「学校」「企業」「保育園」「製薬会社」「コールセンター」「看護学校」など、数えればきりがないくらいに活躍できる場所があります。どのキャリアが最適なのか、まずは考え直す必要があります。
キャリアプランの考え方


・転職サイトを有効活用する方法

転職を考えるとき、多くの看護師が活用する転職サイトですが、具体的にどうようにすれば自分に合う求人を引き出すことができるのでしょうか。そのために不可欠となる秘訣を授けます。
転職サイトを有効活用する方法


・おススメ転職サイトの特徴と違い

看護師が転職を成功させる秘訣は、「転職サイトごとの特徴」を理解することにあります。こうした違いを認識することで、ようやく自分にピッタリの求人を手にしてキャリアプランを見直すことができるようになります。
おススメ転職サイトの特徴と違い


新たな看護師への道


・美容クリニックへの転職方法

体験談から学ぶ看護師「単発」の仕事

「夜勤なし」「高収入」「緊急性の高い患者さんが少ない」という3拍子が揃った求人として美容クリニックがあります。看護師にとって美容クリニックは特殊領域であり、ほとんどの看護師が未経験者としてこうした業界に入ります。
美容クリニックへの転職方法


・派遣看護師として働く方法

体験談から学ぶ看護師「単発」の仕事

看護師であれば、「派遣看護師」として働く方法もあります。派遣であると自由なときに働くことができるため、例えば「半年だけ看護師として頑張った後、残りは海外を旅する」ことも可能です。
派遣看護師として働く方法


サイトマップ
HOME キャリアの考え方 紹介会社の活用法 お勧め転職サイト