看護師は有給を何日取ることができるのか

 

労働者は、最低限休まなくてはいけない日数が決まっています。労働基準法という法律の中で、労働者は「毎週最低でも1日の休日か、4週を通じて4日以上の休みをとらなくてはいけない」という決まりがあります。

 

しかしこれは最低限の目標であるため、実際に取得できる休日数は施設によって異なります。

 

労働者に与えられている「休まなくてはいけない日(休日)」とは別に、本当は働らかなくてはいけないにも関わらず特別に休んでいい日があります。それを「休暇」と言います。

 

今回のテーマである「有給」も、実は休暇の一種です。有給の正式名称は、「年次有給休暇」といいます。

 

年次有給休暇(有給)の基礎知識

 

年次有給休暇は、本来は働かなくてはいけない日に特別に休むことができる休暇の一種です。

 

年次有給休暇を取得すると、休んだ日にも賃金が支払われます。

 

年次有給休暇を取得することができる人は、半年間継続して雇われていて、全労働日の8割以上を出勤している人です。これは、正職員だけではなく非常勤(パート、アルバイト、委託など)にも適応されます。そのため、非常勤でも半年間継続して雇われていれば、年次有給休暇を取得することが可能なのです。

 

年次有給休暇(有給)は何日取得することができるのか

 

それでは次に、年次有給休暇は1年間で何日取得できるのか説明します。

 

正職員の場合、半年間継続して勤務していれば、年に10日間の年次有給休暇を取ることができる決まりになっています。

 

非常勤の場合、取得できる日数は勤務日数により異なります。

 

正職員でも非常勤でも、1年間に取得できる年次有給休暇の日数は、勤続年数が上がっていくにつれて増えていきます。以下の表を参考にしてください。

 

<正職員の場合>

 

勤務年数

付与される年次有給休暇の日数

6か月

10日

1年6か月

11日

2年6か月

12日

3年6か月

14日

4年6か月

16日

5年6か月

18日

6年6か月以上

20日

 

<非常勤で、週所定労働日数が4日の場合>

 

週に4日勤務する非常勤の人は、1年間の所定労働日数(働く日)が169〜216日になります。

 

勤務年数

付与される年次有給休暇の日数

6か月

7日

1年6か月

8日

2年6か月

9日

3年6か月

10日

4年6か月

12日

5年6か月

13日

6年6か月以上

15日

 

<非常勤で、週所定労働日数が3日の場合>

 

週に3日勤務する非常勤の人は、1年間の所定労働日数(働く日)が121〜168日になります。

 

勤務年数

付与される年次有給休暇の日数

6か月

5日

1年6か月

6日

2年6か月

6日

3年6か月

8日

4年6か月

9日

5年6か月

10日

6年6か月以上

11日

 

<非常勤で、週所定労働日数が2日の場合>

 

週に2日勤務する非常勤の人は、1年間の所定労働日数(働く日)が73〜120日になります。

 

勤務年数

付与される年次有給休暇の日数

6か月

3日

1年6か月

4日

2年6か月

4日

3年6か月

5日

4年6か月

6日

5年6か月

6日

6年6か月以上

7日

 

<非常勤で、週所定労働日数が1日の場合>

 

週に1日勤務する非常勤の人は、1年間の所定労働日数(働く日)が48〜72日になります。

 

勤務年数

付与される年次有給休暇の日数

6か月

1日

1年6か月

2日

2年6か月

2日

3年6か月

2日

4年6か月

3日

5年6か月

3日

6年6か月以上

3日

 

このように年次有給休暇は、「継続勤務年数」「1週間に働く日数」によって取得できる日数が異なります。

 

しかし必ず覚えておいてほしいことは、常勤・非常勤問わず年次有給休暇は取得することができるという点です。

 

パートやアルバイトでも年次有給休暇は取得することができます。

 

そのため、「パートだから有給は取れないだろう」と思い込むのではなく、自分が取得できる日数を正しく把握したうえで、有給の申請をしていく必要があります。

 

次のページでは、年次有給休暇を取得する際の注意点について述べていきます。

 


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