看護師が総合病院で「夜勤なし」「日勤のみ」の求人を見つけるには

 

看護師という仕事の特徴に、「さまざまな勤務形態がある」という点が挙げられます。

 

病院の病棟で働いた場合には、「日勤」「夜勤」「早番」「遅番」・・・など、一つのシフトの中で、たくさんの勤務形態をこなさなくてはいけません。

 

たくさんの勤務形態があるということには、メリットもあります。

 

例えば、夜勤をすることによって「夜勤手当」が支給されるために、給料が高くなります。また、さまざまな勤務形態があることで週5日間早起きをして出勤しなくてもいいです。そのため夜勤や遅番の日には、いつもよりゆっくりと朝の時間を過ごすこともできます。

 

しかし、特に夜勤などの勤務形態は特殊であるため、「子育て中」「介護が必要」「体力的に困難」「持病がある」などの理由で夜勤をするのが難しい人もいます。

 

そのような人たちにおすすめしたいのが、夜勤がない「日勤のみ」の求人です。今回はそんな「夜勤なし」「日勤のみ」求人の中でも、総合病院・大学病院における勤務についてみていきましょう。

 

総合病院・大学病院において「日勤のみ」求人をみつけることは可能なのか

 

「夜勤なし」「日勤のみ」勤務と聞いて、多くの人が思い浮かべるのはクリニック等の診療所勤務ではないでしょうか。しかし、総合病院や大学病院でも「夜勤なし」「日勤のみ」求人をみつけることは可能なのです。

 

総合病院や大学病院において「日勤のみ」求人を探す場合、最も多くみつけることができるのは「外来勤務」です。

 

病院にもよりますが、外来の中でも救急外来の場合には、病棟と同じように24時間のシフト勤務となる場合が多いです。しかし通常の外来の場合は、外来受付時間内における「日勤のみ」の勤務になります。夜勤はありません。

 

ちなみに総合病院・大学病院の病棟でも「日勤のみ」で働くことは可能ですが、これにはさまざまな条件があります。

 

まず、その病院や病棟にある程度の期間勤務していることが前提である場合が多いです。

 

夜勤は、心身ともに負担の多い勤務形態です。若い頃は夜勤をたくさんしたくても、経験を積んでライフスタイルが変わると「日勤のみ」の勤務をしたいと思うスタッフが多いです。そのため、それまでの期間に病院・病棟で経験を積んで貢献してきた人が、ほかのスタッフとの兼ね合いの中で例外的に「日勤のみ」勤務を許可されるという場合がほとんどです。

 

このような理由で、いきなり就職した病院の病棟で「日勤のみ」勤務をしたいと申し出ても、なかなか受け入れてもらえないことがあります。

 

総合病院・大学病院における外来の勤務時間

 

外来の受付時間は各病院によって異なるため、外来の勤務時間についてはそれぞれ異なります。しかし、一般的には8:00〜16:30くらいの勤務時間である場合が多いです。

 

外来では、混み具合によって時間内に仕事が終わらない場合があります。そのような場合を見越して、「遅番」と呼ばれる、通常よりも遅い時間帯に勤務するシフトが組まれていることもあります。

 

例えばある病院の外来における遅番の場合、勤務時間は9:00〜18:00となっています。このような勤務時間で働く人がいれば、日勤スタッフはまだ残っている患者さんを遅番スタッフに託して帰ることができます。

 

総合病院・大学病院で外来勤務をするメリット

 

総合病院・大学病院で外来勤務をする一番大きなメリットは、「夜勤なし」「日勤のみ」の勤務形態であることです。

 

先述したように、外来勤務でも遅番勤務も行うこともあるかもしれません。しかし、それでも夕食の時間までには家に帰ることができます。これは、家庭と仕事を両立させたい看護師にとっては非常に魅力的なポイントです。

 

また、総合病院・大学病院で外来勤務をすることは、クリニック勤務とは違うメリットもあります。それは、「看護師外来」を担当できる場合があることです。

 

看護師外来とは、看護師が医師と同じように診療室を使って、看護の視点から患者さんに対して生活指導を行うことです。すべての病院・部署にあるわけではありませんが、「糖尿病におけるフットケア」「通院抗がん剤治療」など、さまざまな領域で看護師外来は増えてきています。

 

看護師外来は、看護の専門性を発揮して患者さんに指導を行うため、非常にやりがいがあります。専門知識や準備は必要になりますが、自分にとって大きなキャリアアップとなります。

 

総合病院・大学病院で外来勤務をするときの注意点

 

このように、「夜勤なし」「日勤のみ」求人を探す人にとって非常に魅力的に見える、総合病院・大学病院における外来勤務ですが、注意すべきポイントもあります。それは、正職員の負担が大きくなりがちであるという点です。

 

病棟勤務をする人の大部分が正職員であるのに対して、外来勤務は非常勤で働く職員の数も多いです。そのため、同じシフトで非常勤の人と正職員(常勤)の人がいた場合には、残業などが発生してしまった場合、正職員の人が残業をしなくてはいけない場合もあります。

 

また、院内の「検討会」「委員会」は、正職員が固定メンバーとして参加する場合がほとんどです。そのため、検討会や委員会の日には定時で帰れないこともあります。

 

さらに、総合病院・大学病院における外来勤務の注意点として挙げられるのが、同じ外来でも部署によって忙しさが全然違うという点です。

 

勤務する病院の中で、患者さんに人気の外来で勤務することになった場合、患者さんはたくさん集まるので当然混み合います。その結果、残業が発生してなかなか帰れないというようなことも起こりえます。

 

そのため、「定時に帰りたい」と思うのであれば、その旨を面接の際に伝えて、なるべく残業の少ない部署に配属してもらう必要があります。

 

総合病院・大学病院における外来勤務の給料・年収

 

総合病院・大学病院で外来勤務をするときの年収は、基本給+残業代となることがほとんどです。(非常勤看護師の場合、時給+残業代となる場合もあります)。夜勤手当がない分、病棟勤務よりも給料・年収は少なくなります。

 

総合病院・大学病院で外来勤務の求人を探すときのポイントは、基本給に注目することです。

 

求人広告では、「給料30万円〜」などの記載があっても、内訳を見ると「夜勤手当、交通費、住居手当込み」など、さまざまな諸手当がついた上での給料である場合があります。

 

そのため求人を探すときには、総額ではなく基本給をチェックしなくてはいけません。

 

ここまでみてきたように、総合病院・大学病院における外来勤務には、「夜勤がない」「定時にあがりやすい」「ライフワークバランスを維持しやすい」「やりがいをもちやすい」など多くのメリットがあります。

 

求人を探すときには基本給に着目するのを忘れずに、外来勤務の求人を探していきましょう。

 


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