男性看護師の年収や将来について:ナースマンのキャリアプラン

男性看護師の年収や将来について:ナースマンのキャリアプラン

 

看護師が「女性の仕事」とされていたのは、大昔の話です。今では看護師として活躍している男性はたくさんいます。

 

ですが、男性看護師が増えてきているとはいっても、まだまだ女性の占める割合が多いのが実情です。看護師全体の中で見ると、男性看護師というのはまだまだ少数派なのです。

 

そのため、「自分は将来看護師としてどのような道に進もうか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、私が今まで出会ってきた何人もの男性看護師の事例から、男性看護師の年収事情や将来のキャリアプランの描き方についてお話していこうと思います。

 

男性看護師の年収事情

 

世間では、「看護師は給料がいい」と言われることがあります。

 

これはある意味では当たっています。一般的な職種の平均初任給は約20万円(大卒)であるにも関わらず、看護師の平均初任給は約27万円(大卒)だからです。これだけ見ると、看護師はとても給料が良い職種のように思えます。

 

ですが、これを鵜呑みにしてはいけません。看護師の給料には、注意すべきいくつかの特徴があるのです。順番にみていきましょう。

 

看護師は賃金の上昇率が低い

 

一般的に、働いた年数に伴って給料は上がっていきます。ですが看護師は、他の職種に比べると賃金の上昇率が低いという特徴があります。

 

つまり、他の職種では長く続けた分だけ自動的に給料が上がっていくにもかかわらず、看護師は長く続けても給料がそこまで上がらないのです。

 

これには、「昇進の機会が少ないから」「再就職後に職歴が反映されない場合があるから」などいくつかの理由があります。

 

そのため、看護師として稼いでいきたければ、ただ仕事を長く続けていくだけではいけないのです。「資格をとってキャリアアップする」「副師長・師長などの管理職になる」など、キャリアアップ方法について考えていかなくてはいけません。

 

看護師は基本給が低い

 

また、看護師の給料は基本給が低いという特徴があります。「夜勤手当」「時間外手当」などが全体の給料のおよそ11%にもなります。

 

これは、給料が27万円だった場合、その中の3万円は諸手当分であるということになります。夜勤をしなければ、もらえる給料は24万円にまで下がってしまいます。

 

若く体力もあるうちは、夜勤などをどんどんこなしてたくさん稼ぐこともできます。ですが、いつまでも夜勤を続けられるとは限りません。「体力が落ちてきた」「結婚し、夜はなるべく家に居たくなった」「病気になってしまった」などの理由で収入が減ってしまっては大変です。

 

そのため、安定して高収入を得たければ、夜勤や残業手当に頼らないような働き方を模索していく必要があります。

 

このように、看護師として安定した収入を得ながらスキルアップしていくためには、ずっと同じ働き方をしていてはいけないということができます。

 

それでは次に、実際に男性看護師達はどのようなキャリアを歩んでいるかみていきましょう。

 

総合病院看護師から産業保健師へと転職したAさん

 

私の先輩でAさんという人がいました。Aさんはもともと総合病院の内科病棟で働いており、患者からもスタッフからも信頼されている素晴らしい看護師でした。

 

Aさんは内科病棟で10年働きましたが、その後自分自身のキャリアプランについて考えるようになります。そのきっかけは、持病の腰痛の悪化でした。

 

「大好きな仕事だけれども、腰痛がひどくて夜勤をこなすのが難しい」「30代中頃になり、結婚したときのために日勤のみで高収入な仕事をしたい」と悩んだAさんは、もともと持っていた保健師の資格を生かし、産業保健師というキャリアを歩むことに決めました。

 

産業保健師は、どの会社に勤務するかによって給料に差はあります。ですが、夜勤をしなくても400万円〜500万円の収入を得ることが可能な上に、条件の良い会社ではさらに高収入を得られる可能性もあります。

 

Aさんは今でも産業看護師として勤務し、家庭とのバランスが取れた生活をしています。

 

総合病院外科病棟で勤務後、海外で働き始めたBさん

 

私の先輩のBさんは、総合病院外科病棟で勤務していました。

 

Bさんには夢がありました。それは、「海外で看護師として働きたい」ということです。

 

Bさんはもともと英語が得意な方ではありませんでした。ですが、「海外で働いてみたい」という夢を叶えるために、仕事をしながら英語塾で勉強し、今では簡単な日常会話レベルの英語力を身につけています。

 

そしてこれから、イギリスで看護師として働き始める予定となっています。

 

いくつもの領域を渡り歩き、精神科看護師の道を究めることにしたCさん

 

最後は、同じく私の先輩であるCさんのお話です。

 

Cさんは、元々社会人として一般企業で働いていました。その後看護学校を受験し、看護師の資格を取得したのです。Cさんは学生時代、「救急外来で働きたい」という目標を持っていたため、卒業後は救急外来で働き始めました。

 

ですが、働いているうちに「自分のやりたいことと違うかもしれない」という気持ちを抱くようになります。その後は、小児科、外科と様々な領域を渡り歩くことになりました。

 

そして最終的に精神科で働き始めたCさんは、精神科看護にやりがいを見いだすようになります。

 

今では、精神科認定看護師を目指して勉強しています。

 

今回ご紹介したAさん、Bさん、Cさんの他にも、「大学院進学」「JICA」「官公庁」など、自由に自分のキャリアを描いている男性看護師はたくさんいます。看護師はいかようにも自分のキャリアを追求していくことができるのです。

 

そして、一つの職場に固定されないところも看護師という職業の強みです。「若い頃は海外で自由に働き、帰国して結婚してからは安定した保健師の仕事を始める」といったことも可能なのです。

 

「今はまだやりたいことがみつからない」という人も、「もう自分には決めた道がある」という人も、ぜひ看護師という資格を生かしながら自由にキャリアを描いてみてください。

 


看護師が自らのキャリアを考えるとき、「同じ職場に留まって頑張る」または「自分に合う他の職場を探す」ことを考えます。子育てが終わり、仕事復帰を考える人もいます。


こうしたとき、ほとんどの人は看護師の転職サイトを活用します。自分だけの力で探す場合だと3〜5カ所など少ない求人の中から探すケースがほとんどですが、転職サイトを介すれば100カ所以上の求人からピッタリの案件を引き出すことができるからです。


ただ、転職サイトによって特徴が大きく異なります。例えば、電話だけの対応で素早さを重視する会社もあれば、看護師との面談を重視することで難しい案件への対応を得意としている会社もあります。他には、首都圏に強みを発揮する会社もあれば、地方求人を多く保有している会社もあります。


これらの違いを理解しなければ、よい転職・復職を実現させることはできません。そのため、まずは各転職サイトで何が異なるのかを理解するようにしてください。



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